Dプラス「シニアドクタープラス」始動、定年むかえる医師と医療従事者不足に悩む地方をつなぐ転職支援サービスへの想いを勝又健一代表が語る

「医療業界が直面する、深刻な雇用課題を解決したい」

そんな想いで2008年に始動した、医師専門の転職支援サービスを手がけるDプラス が、シニアドクターに特化した転職支援サービス「シニアドクタープラス」をスタートさせ、いま業界内をはじめ、自治体や人材ビジネス分野などから注目が集まっている。

それが、シニアドクター転職支援サービス「シニアドクタープラス」

Dプラス が8月1日にスタートさせた「シニアドクタープラス」は、医療業界が抱えるさまざまな問題を解決すべく、定年予備軍と呼ばれる50~70代のベテラン医師のセカンドキャリア、ファイナルキャリアとして活躍できるハイクラス案件、僻地勤務、介護保険施設など、医師の希望に合った仕事・活躍できる場を専門的見地から紹介し支援。

◆シニアドクタープラス
https://seniordrplus.com/

医療現場に新たな活力、その土地・周辺に“頼れるかかりつけ医”を届ける新しいサービスとして注目を集めている。

この医療現場に新たな活力を注ぐ「シニアドクタープラス」には、「他社がまねできない3つのメリット」があるという。

メリット1:シニアドクター専門ならではの案件が多数

キャリアのあるドクターへの様々なニーズ(病院長・顧問・老健施設長のポストやクリニック・訪問診療)が豊富。

メリット2:全国各地の“田舎公立診療所”案件が充実

Dプラス が展開する既存サービス「僻地医局」が、全国の国保・市町村立の診療所ニーズを確保。

地元や故郷、行ってみたい地方で、地元住民によろばれる医療貢献ができ、転居赴任・単身赴任などさまざまな就任形態や勤務体制を相談できる。

メリット3:ベテランエージェントが個別コンサルティング

社会人30年以上の経験豊富なベテランエージェントが医師の希望に合ったセカンドキャリア・ファイナルキャリアを考え提案し生涯パートナーとしてリタイアまで支援

―――なぜいま、Dプラス は国内初のシニアドクター転職支援サービス「シニアドクタープラス」を展開するか。

その狙いや、切実な実情を、Dプラス 勝又健一 代表取締役が教えてくれた。

医療現場と人材確保のプロ、勝又健一 代表が語る

1965年生まれの Dプラス 勝又健一 代表取締役は、1988年リクルート入社、一般企業の採用支援業務を担当したのち、メディカル・プリンシプル社(ドクターズマガジン/民間医局)の創業に関わり、さらに日本医療情報センター(現 リクルートドクターズキャリア)で医師専門の人材紹介エージェントを経験、医療現場と人材確保にさまざまな角度から接してきたひとり。

勝又健一代表は2008年、医師が抱える問題、医療現場の問題を解決するため株式会社 Dプラスを設立。麻酔科の医師専門転職支援サービス「プラス麻酔」、十分な医療を受けられない地方住民を救うサービス「僻地医局」など、生涯のパートナーとしてライフプランに応じたさまざまなオーダーメイドの提案を、医療機関には、常に伴走するサポーターとして医療機関の個性を活かした仕組みづくりや働き方を提案してきた。

そんなDプラス 勝又健一代表が今回、「シニアドクタープラス」を立ち上げた想いと狙い、今後の展開について語ってくれた。

「シニアドクターが活躍できる場を」

「我々は自分事になった時に初めて医師のありがたみがわかります。

しかし、日本の医療現場では、がんばる医師、バーンアウトする医師、そしてバーンアウト寸前の医師といった状況が深刻化している現実があります。

24時間365日の稼働に依存する医療業界が直面する医師不足、患者のタライ回し、医療費不足といった問題が医療の崩壊を招きつつあります。

Dプラスはこれまで、『プラス麻酔』や『僻地医局』という医師専門の転職支援サービスを提供しています。

その中で、全国の定年を迎える医師から「定年を迎えると役職を外れ、給料が大きく下がり、これまでの経験を活かしたいという意欲があるにもかかわらず、活かせる場所がない、あったとしても手続きが不明確といった問題が生じ、なかなか進まない」といった相談を多く受けてきました」(Dプラス 勝又健一 代表)

「地方の医師不足を解消」

「地方自治体からも医者不足についての相談を受けてきました。これは、2004年の医師臨床研修制度の変更により、希望する病院で研修することができるようになりました。

大学のロイヤルティーの低下や若手のキャリアプラン変更により、地方を選ばない医師が増え、医師の約4割に相当する女性医師も、結婚や出産により地方に行かず近場で職場を探す。

また、地方の受け入れ側は永年勤務が期待できる30~40代の医師を望むものの、高齢患者や地域コミュニティとのコミュニケーションが難しく、数年で戻ってしまうケースが多く、その結果医師不足問題が加速しました。

このような課題に直面する医療業界において、定年予備軍と呼ばれる50代から70代のベテラン医師が、約10万人ほど存在しています。

我々は、これまでの経験から彼らの豊富な経験、安定した医療の提供、治療を受ける側の安心感を与えられるシニアドクターこそ医療業界の問題解決ができると考え、業界的にもニッチと言われているシニアドクターに特化した転職支援サービス『シニアドクタープラス』を立ち上げました。

この新たなサービスは、定年まじかの医師のセカンドキャリアや医療機関の問題に真摯に向き合い、医療現場に新たな希望をもたらす使命を担っています」(Dプラス 勝又健一 代表)

―――Dプラス 勝又健一代表はさらに、スタートした「シニアドクタープラス」の今後の展開についてもこう教えてくれた。

「シニアドクターのセカンドキャリアを支援」

「未経験のフィールドに挑戦し、新たな可能性を切り拓くことができるアラウンド還暦のベテランドクターには、数々の医療貢献のチャンスが広がっています。

とくに田舎の診療所や療養病院、介護施設、そして訪問・在宅診療などは、年配ドクターでなければ務まらない重要なフィールドがたくさんあります。

『シニアドクタープラス』は、ベテランドクターが自らの出身地で医療に貢献したいという熱い想いを実現し、趣味やライフワークを大切にしながら仕事を続けたいという願いを叶える職場もご提案可能です。

さらに、『じっくりと患者に向き合い、心のこもった診療を行いたい』という思いを抱くドクターにも、理想の職場をいっしょに探していく生涯パートナーとして全力でサポートします。

現在、『僻地医局』サービスでは、全国の国保診療所・病院のニーズ情報を地方自治体と連携を取りながら確保しています。

加えて、介護施設などとの連携を強化し、訪問診療に関しては専門機関と協力して取り組んでいます。

このような努力を通じて、『シニアドクタープラス』は、定年を過ぎた、あるいは定年が近いドクターが、仕事面で最も頼りになる存在としてのブランディングを確立しました。

わたしたちは『シニアドクタープラス』を通じて、経験豊富なシニアドクターの力を活用することで全国の困っている医療現場で医療貢献の一助となることを目指しています。

シニアドクターのセカンドキャリアを支援し医療現場に新たな活力をもたらすことこそが医療業界が抱える問題を解決できると信じ、全力を傾けてまいります。

わたしたちは、より良い医療の未来を築くために、変わらぬ情熱と誠意をもって邁進していきます」(Dプラス 勝又健一 代表)

―――定年むかえる医師と医療従事者不足に悩む地方をつなぐ転職支援サービス「シニアドクタープラス」で変わる、地方医療と医師のセカンドキャリア。その可能性と詳細は、公式サイトへ。

◆シニアドクタープラス
https://seniordrplus.com/

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