映画『ブギーマン』本編映像 憔悴しきった男が話すおぞましい体験「“あいつ”は子供の想像だと思ってた」
『ズーム 見えない参加者』『DASHCAM ダッシュカム』のロブ・サヴェッジ監督最新作、心に闇を抱えた一家を狙う恐ろしい“何か”を描いた映画『ブギーマン』が本日8月18日よりいよいよ公開。恐怖の始まりを切り取った本編映像が解禁された。
一家の父親であるウィル・ハーパーは、自宅の一室で患者のカウンセリングを行っているセラピスト。彼のもとに突如謎の男が訪ねてくる。レスター・ビリングスというその男は、自分の子供たちが次々に謎の死を遂げたことを告白。子供たちは死の直前、正体不明の“ヤツ”に怯え、それを“ブギーマン”と呼んでいたという。子供たちが描いたブギーマンの絵をウィルに見せながら、レスターは「闇にまぎれて、ヤツは来る」と言い残し姿を消す。その直後からハーパー家に不可解な出来事が起こり始める――。
公開された映像は、デヴィッド・ダストマルチャン演じるレスターが、ウィルに我が子の死について語るシーンだ。目に涙を浮かべ、憔悴しきった様子で話すレスターは、我が子に死をもたらした“何か”の正体について「正確には分からない」としながらも「一度だけ見た」とも証言する。彼と、彼の子供たちが目撃したブギーマンの姿とは?
原作はスティーヴン・キングの短編小説「子取り鬼」(日本では「ナイトシフト(1)深夜勤務」に収録)。そこに登場するのはレスターと精神科医とブギーマンのたった3キャラクターだけで、ごく短い物語だった。
これを長編映画としてどう膨らませるか? 監督のロブ・サヴェッジや脚本家のスコット・ベックとブライアン・ウッズ(『クワイエット・プレイス』)は、原作で描かれるレスターと医者の二人の場面を物語の始まりにすることを思いついた。ウッズによれば、「レスターが語る奇妙な出来事とまったく同じことが医者の娘たちにも起こり始め、それを医者が目の当たりにするというのはどうだろう」と考えついたことで、映画版の物語が動き始めたのだそうだ。
映画『ブギーマン』公開中
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2023 20th Century Studios.
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