世界中にある「スターバックス」は、シンガポールにもある。しかも、その店舗数は、小さい国ながら、非常に多い。
シンガポールのスターバックスでは、店舗もドリンクもグッズも、事あるごとに新商品が続々登場。その最新事情を紹介する(2023年5月現在)
【参考】
シンガポールで行くべき!おすすめ「スターバックス」5選【2022年版】
店舗①カトン地区の元警察署がスターバックスに!
シンガポールで最近、観光客に人気の、プラナカン文化が残るカトン地区。そのカトンスクエアにある保存建築物に、2020年、新たなスターバックスの店舗がオープンした。
ここはもともと、旧ジョー・チアット警察署。店内には、プラナカン文化の影響を受けたという地元アーティストの作品も。
外観もさることながら、内観もなかなか素敵。ここが警察署だったとは思えないほど。
また、日中と夜で、雰囲気がガラリと変わる。時間をずらして訪れるのもおすすめ。
Katong Square
86 East Coast Road #01-02, Conservation Building Katong Square, Singapore 428788
店舗②マレー鉄道跡のモールに新店舗、鉄道風の外観も
シンガポールで、昔使われていたマレー鉄道の廃線跡は、地元民に人気のスポットとなっている。この近くにあるのが「The Rail Mall」というこじんまりとしたショッピングモール。
この並びに、飲食店をはじめ、銀行やクリニック、スーパーマーケットなどのほか、スターバックスも。
外観も何となく鉄道を意識したデザインとなっている。
店内は奥に広い。利用客は地元民が多め。中心部からやや離れているものの、MRT(地下鉄)の駅から歩いて10分ほどなので、機会あればぜひ。
The Rail Mall
384 Upper Bukit Timah Road, The Rail Mall, Singapore 678042
店舗③ガーデンズバイザベイの店舗はロゴに注目
シンガポールで人気の観光スポット「Gardens by the Bay」(ガーデンズバイザベイ)の店舗。ここはただのスターバックスではなく、実は見どころが多い。
巨大な庭園にあるスターバックスらしく、緑が多い。
しかも、おなじみのサイレンロゴをよく見たら、緑の部分が!
また、店内にも、緑がある。真ん中にある木は、コーヒー豆の木。
ガーデンズバイザベイを訪れたついで、休憩場所としてピッタリ、場所柄いつも旅行客で混んでいる。
Gardens by the Bay
18 Marina Gardens Drive #02-03, Gardens by the Bay, Singapore 018953
グッズ最新事情、注目は「エコバッグ」「限定ベアリスタ」
続いて、シンガポールのスターバックスで手に入る「グッズ」を紹介。
なお、グッズはけっこうな頻度で発売され、その都度で人気商品はすぐ売り切れる。気に入ったら見た瞬間に買ったほうが良い。一方、不人気商品はいつまでも売れ残り、割引されていることも多いのがシンガポールだ。
スターバックスのエコバッグ。2023年春に登場した際、一定の会計をした人には無料配布していた。現在は有料で販売。
袋の中に、テイクアウトのコーヒーを入れて運べる仕切りがある。日本のスターバックスで。このタイプのエコバッグはないのでレア。普段の買い物にも使いやすい。
旅行者の定番土産、タンブラー。シンガポール、黒に金のリザーブバージョンである。ややお高いが、色合いなどが大人のデザイン。
一時を思うと、派手でカラフルより、シンプルなデザインが増えた気がする。シンプルなデザインのほうが、飽きが来ないからなのか。
ちなみに、1個3500円~4000円以上する。シンガポールは物価が高い。
シンガポールといえば、マーライオンのベアリスタが有名だが、期間限定で干支や民族衣装など、いろいろなベアリスタが登場する。これもシンガポールらしい土産として最適。
Starbucks (Singapore)
https://shop.starbucks.com.sg/
(Written by AS)