富士そばのカップ麺「冷したぬきそば」を食べてみたんだけどさあ →感動をありがとう!

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近年は麺を冷やして作るタイプのカップ麺が流行しつつありますが、ついに真打ち登場って感じです。ニュータッチから富士そばカップ麺の新作「冷したぬきそば」が発売となりました。

富士そばのカップ麺は2020年に新登場し、毎年期間限定で販売されているんですが、夏に登場するのは初めて。これ、本当に素晴らしくウマいんです。

富士そばはいわゆる立ち食いそばですし、全国の有名店監修のものが続々と発売されるカップラーメンと比べると格落ち感があるのは否めませんが、カップ蕎麦では非常に珍しいノンフライ麺を採用。お湯を注いで5分待つだけなのに茹でたてのような食感の麺を食べられるのです。

つるりとした喉越し。コシのある食感。本当に最高だ!!

早速買ってきて食べてみた

先日、ようやく地元のスーパーのカップ麺売り場にも「名代富士そば 冷したぬきそば」が並んだので、ただちに購入して食べてみましたよ。

今作も麺はもちろんノンフライ麺を採用。緑のたぬきやどん兵衛はこの状態でポリポリとかじっても美味しいですが、ノンフライ麺の場合はおいしくありません。素直に熱湯を注いで作ります。

冷やしカップ麺の作り方は基本的に各メーカー共通で、熱湯を注いで指定の時間が経過したらカップ焼きそばの要領で湯切り。その後再び冷水を注いだら湯切り口から水を捨てるという手順を何度か繰り返すことで麺を冷やしていきます。

お湯を注いだらそのまま食べられるタイプのカップ麺と比べると、やっぱりちょっと面倒くさいです。

しかしその手順をしっかり丁寧にこなしていかないと、冷やしカップ麺は美味しく仕上がりません。いつものカップ麺と冷やしカップ麺は別物だと思って作ったほうがいいですね。

あと、カップラーメンだと指定の待ち時間より短めで食べるのが好きだという方も多いですが、冷やしカップ麺は時間遵守が美味しく食べるコツ。湯切りをする前に箸で麺を軽くほぐしておくのもかなり有効です。

冷水も水道水をそのまま使うよりはしっかり冷やしておいたものを使うのを推奨。夏場の水道水はぬるいですし、どう頑張っても水道から出てきたときの温度より冷たくなりません。

理想をいえば、液体スープも冷水で冷やしておければ完璧。面倒ですが料理だと思って、しっかり一杯に向き合って作るべきですね。

暑いなか蕎麦屋まで行く必要がなくなるやつだ

そんな面倒くっせえ手順を経て完成した冷したぬきそばは感動の美しさ!

麺はツヤツヤでみずみずしく、わかめもフレッシュ。ゴロゴロと入った紅生姜揚げ玉もウマそうですし、カップ麺っぽさを感じられるところが乾燥ネギと容器くらいしかありません……! 

そしていよいよ麺をズルリズルリといただいてみましたが、その味はあまりにも完璧!! うますぎる!!

正直なところ、ノンフライ麺の蕎麦を冷やしで作ったら麺が硬くなりすぎないかと心配もしていたのですが、あまりにも見事な食感に仕上がりました。カップ麺っぽさはゼロ。しっかりコシがありながらもしなやかで、繊細な喉越し。ついにカップ麺はここまで進化したのか!!

つゆは関東風というか鰹+醤油ベースなのですが、全国で食べられることを意識したのかしょっぱさは気持ち控えめ。それもすごくい感じで、蕎麦の風味もバッチリと感じられますし、後味もくどくないので最後までさっぱりと食べられます。

紅生姜揚げ玉はザクザクとしているだけでなく、かなり紅生姜感が強いので味のアクセントとしても完璧に仕事をこなしてますし、本当に非の打ち所のない一杯ですね。これをベースにお好みの具や薬味を足せば、真夏の暑いなか富士そばまで行く必要がなくなっちゃうかもしれません。

作るのにはひと手間かかりますが、その面倒くささに本気で向き合うだけの価値があります。ぜひお試しを〜!

(執筆者: ノジーマ)

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