次世代が社会をつくる時代へ! PMYアカデミーとハワイアイデアコンテストが示す“学び×創造”の可能性
学校教育の現場ではいま、“社会とつながる学び”がこれまで以上に求められている。探究学習の必修化により、生徒が自ら問いを立て、社会のリアルに触れながら未来を考える機会が必要とされているが、実際には企業活動を具体的に体験できる場はまだ多くない。そうした課題に対し、JTBが提供するデジタル学習プラットフォーム「PMYアカデミー」は、メタバース空間で企業の事業活動を“歩きながら理解する”というこれまでにない学びの環境を実現し、新しいキャリア教育の形として注目されている。
さらにJTBは、教育領域だけでなく、若い世代との共創を広げる取り組みとして「ハワイアイデアコンテスト」にも参加し、学生の柔軟な発想を観光の未来に活かす試みを進めている。こうした一連の動きは、若者が主体となって社会や産業の価値を再解釈し、その想像力が新しい時代をつくる原動力になりつつあることを示している。
メタバースだからこそできる“企業活動の見える化”

PMYアカデミーは、企業の事業活動をそのまま学習素材とする点に大きな特徴がある。メタバース上には実際のビジネスプロセスや社員の視点が組み込まれ、学生は自由に回遊しながら企業の「働き方」「役割」「意思決定」を体験的に理解できる。これは単なる職業紹介や企業説明とは根本的に異なり、事業を生み出すプロセスそのものを疑似的に体験することで、企業活動の本質に迫ることを可能にしている。また、リアルの職場訪問やインターンシップでは時間や地域の制約が生じやすいが、デジタル空間であれば全国どこからでもアクセスできる。生徒が自分の興味のあるテーマから学びを深められる点も、デジタル教材ならではの強みといえる。
デジタル教材が探究学習に火をつける

PMYアカデミーは既に多くの学校で導入され、探究学習の新たな柱として受け入れられている。授業では、生徒がメタバース空間を自由に探索し、気づいた点や疑問点をもとに議論を行うケースが増えているという。特に、抽象的な社会科や総合学習のテーマが多い中で、企業のリアルな事業活動を“体験”できることは生徒の理解を深める上で大きな効果を発揮している。
一方で、ICT環境のばらつきや、新しい教材を使いこなすための教師側のサポート体制など課題も残されている。しかし、生徒の興味関心を引き出し、学びの主体性を生む仕組みとして、PMYアカデミーが教育現場に浸透しつつあることは間違いない。
教育とビジネスが架け橋をつくる新しい進路選択

PMYアカデミーは、企業にとっても新しい社会貢献の形となっている。事業内容を教材化することで、未来の担い手である学生に自社の価値や働き方を知ってもらえるだけでなく、社会全体のキャリア形成に寄与する取り組みとなる。学生側にとっても、企業活動の裏側を知ることは将来を考える上で貴重な経験であり、単なる“職業選び”を超えた学びを育むことにつながる。
教育と企業が交わることで、学生は働く世界をより身近に感じられるようになる。そこには、学びと社会を隔ててきた境界が徐々に薄れ、より本質的なキャリア観が育まれるという期待がある。
企業と学生が一緒に旅の未来をつくる場

PMYアカデミーが象徴するように、JTBは若者と社会をつなぐさまざまな取り組みを進めている。その一例が、JCB・JALとともに開催された「ハワイアイデアコンテスト」である。
このコンテストでは、学生が“ハワイの新しい楽しみ方”をテーマに自由な発想で企画を提案し、1000件を超える応募の中から選ばれた6チームが最終審査でプレゼンテーションを行った。文化体験や社会課題に向き合うアイデアなど、若い世代ならではの感性が光り、会場には驚きや感嘆の声が広がったという。優勝したチームはJCB・JAL・JTBと共に新たなハワイ旅行企画を共同制作する権利を得ており、学生の発想が実際の事業創出につながる点でも大きな意義がある。
こうした取り組みは、学生の創造性を社会の価値として受け止める姿勢を示すものであり、PMYアカデミーと通底する“若者との共創”の哲学が見て取れる。
学びの“ハブ”として広がるPMYの可能性

PMYアカデミーは、今後ますます学校と企業をつなぐ基盤として発展していくと考えられる。参加企業が増えるほど学習素材の幅が広がり、生徒は多様な産業の仕組みを理解できるようになる。探究学習が深化し、地域格差の是正にもつながる可能性がある。また、学生が企業活動に触れた経験は、将来の進路選択だけでなく、社会課題への理解や問題解決力の育成にも寄与する。学びの場と実社会を行き来する教育モデルは、これからのキャリア形成のスタンダードとなるだろう。
若者の視点が社会を動かす時代へ
PMYアカデミーは、デジタル技術を活用して企業活動の本質に迫る学びを提供し、探究学習の質を大きく押し上げる可能性を持つ。一方、ハワイアイデアコンテストのように学生の発想を実際の事業創造に結びつける取り組みも広がっている。これらはいずれも、若い世代の視点が社会の未来を形づくる原動力になるという確かな兆しを示している。教育と企業が連携し、若者の創造力を存分に引き出す環境が整えば、社会はより豊かで多様な姿へと進化していくはずである。若者が自らの感性を武器に未来を切り開く時代は、すでに始まっているのである。
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