革命的すぎる「カレーかき氷」が激しくウマイ件! グルメの価値観が変わるぞ

カレーのかき氷、めちゃくちゃウマイ。想像つかないかもしれないし、「カレーをかき氷にするなんて絶対無理」と思うかもしれない。筆者も最初はそうだった。食べるまでは!

『氷カフェ あん』

カレーのかき氷が食べられるのは、かき氷の名店『氷カフェ あん』(東京都豊島区池袋2-46-2 第2カドビル2F)。JR池袋から徒歩圏内ですが、けっこう静かな地域のビル2階にあります。

店内に入ると満席! 待っているお客さんも数人いました。待つこと数分、着席してメニューを見ると、どのかき氷もおいしそう!

カレーのかき氷『咖喱の氷』カスピ海ヨーグルト添え

ここでこう思います。「カレーかき氷なんて冒険するのはやめ! 普通にウマそうなかき氷を食べたほうが良いぞ!」と。

でも人生は冒険や! ということでカレーのかき氷、正式名称『咖喱の氷』(カスピ海ヨーグルト添え)をオーダー。価格は税込1400円。

テーブルには占いマシーン

かき氷はひとつひとつ丁寧に時間をかけてつくるので、やや待ちます。

テーブルには占いマシーンが! あの硬貨を入れて占い結果が書かれた紙が出てくるやつ! 懐かしいなあ。

完全にカレー屋の薫り

テーブルにやってきたカレーのかき氷。いやもう、最初からカレーのスパイス感放ってて、インド感満載。完全にカレー屋の薫り。

かき氷なのにカレーを食べる感覚になる

かき氷から出てくる薫りはカレーのスパイスそのものなので、脳が「いまからカレーを食べるのだな?」という思考になってしまう。かき氷を食べるのに、カレーを食べる感覚に強制的に持っていかれる。

すげーうめえええええええええ

いただきマンモス! ということで「これはかき氷なのだ」と思いつつドキドキしながらスプーンですくい、シャクッと食べる。……ウホッ♪ カレーだ! いや、かき氷だ! いやいや、カレーかき氷だ。

っていうか、すげーうめえええええええええええええええ! カレーってかき氷のエッセンスとしてすこぶり相性良かったんだな! ただ、試す人がいなかっただけで、合わせたら合わせたでバッチリ合うんだな!

スパイスと甘味がどっちもボルテージMAX

何がすごいかって、カレーのスパイスが甘いかき氷によって引き立てられるの! だからスパイス感が際立つ! そして冷たさが甘味を「くっきりとした甘さ」にするから、やっぱり際立つ。スパイスと甘味がどっちもボルテージMAXで味覚を訪れる。どっちも譲らない。どっちも大量にやってくる。そしてそれが心地いい。

スパイスを際立たせて微細で微小な薫りと刺激を引き出す

惣菜としてのカレーだと、マッタリ感や他の具との共存によって「頭角をあらわせない微細なスパイス刺激」がある気がする(ないかもしれないが 笑)。でもかき氷が、スパイスを際立たせて微細で微小な薫りと刺激を引き出す。そんな感じがした。たまんねーなあ、おい。うますぎだろ。

終盤ごろにカスピ海ヨーグルトをかけて味変を楽しむ

カスピ海ヨーグルトをかけて食べると、かなりスパイス感が落ち着いて超マイルドになる。なので、とりあえず最初はカスピ海ヨーグルトをかけず、そのまま食べてカレーとかき氷の融合を楽しみ、食べ進めて終盤ごろにカスピ海ヨーグルトをかけて味変を楽しみたい。

それにしても、このカレーのかき氷、グルメ界に革命を起こす勢いで絶品。カレー好きも、かき氷好きも、ぜひとも食べてほしい一品、いや、逸品である。飛ぶぞ!



(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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