YouTubeチャンネル「日経テレ東大学」消滅 → 100万人アカウントは残る→今後どうなる?

2021年当時、テレビ東京のプロデューサーとしてYouTubeチャンネル『日経テレ東大学』を立ち上げた高橋弘樹さん。彼は短期間でチャンネル登録者数100万人突破を実現。投資ファンドから「事業価値が約30億円」と評された『日経テレ東大学』だったが、2023年5月31日に“消滅”した。

消滅した理由には諸説ある

『日経テレ東大学』が消滅した理由には諸説あるが、インターネット上では日経側が『日経テレ東大学』に対して「嫉妬」「恨み」「怒り」などの感情があったのではないかと言われている。日経の偉い人たちが「動画出演者が気に入らなかった」、といった説である。……しかし、公式な理由は不明である。

高橋弘樹さんが自身の公式Twitterでコメント

そんな『日経テレ東大学』の消滅に対して、『日経テレ東大学』の生みの親である高橋弘樹さんが自身の公式Twitterでコメントしている。ちなみに彼は、すでにテレビ東京を辞めている。



100万人いるアカウントは残っている状態

しかし、“消滅”のニュースが複数のメディアから報じられている『日経テレ東大学』だが、実は完全に消滅していない。

正確に言うと、『日経テレ東大学』YouTubeチャンネルから動画はすべて消され、チャンネル名が「test」に変更されている状態だ。2023年6月1日現在、チャンネルそのものと100万人いるアカウントは残っている。

<アカウントの状況>
チャンネル名: 消滅
掲載動画: 消滅
登録者数: 残ってる
再生累計: 残ってる

<“日経テレ東大学”の検索結果>

チャンネル名を変えて別名でチャンネルを再開する可能性

完全にチャンネルが消えていないこの状況は「チャンネル名を変えて再開する」という可能性があることを意味する。むろん、運用上の都合で一時的にこうなっている可能性もある。

巨額すぎて計り知れない価値『日経テレ東大学』の100万人

「新しいチャンネル作るならなんで新しくアカウント取って始めないの?」と思うかもしれないが、チャンネル名を変えて再開することで、約100万人いるチャンネル登録者数をそのまま引き継ぐことが可能になる。100万人もいるチャンネルの価値は、あまりにも巨額すぎて計り知れない。

今後の運用に注目が集まる

投資ファンドから「事業価値が約30億円」と評されたのだから、その価値を活かしたい、という思考はある意味自然だ。そう思い、完全にアカウントを消すのではなく、「チャンネル名」と「アップロード動画」を消すだけにとどめたのかもしれない。

とはいえ、登録者数やそれに付随する事業価値は、ブランド(チャンネルタイトル)とコンテンツ(動画)に紐づけられたものである。これは元『日経テレ東大学』チャンネルに限らず、すべてのチャンネルに言えることだ。

看板と商品が“消滅”したこのチャンネルの、今後の運用に注目が集まっている。



※記事画像はYouTubeチャンネル『test』より

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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