AIが生徒の習熟度・定着度に合った問題を出題!学習eポータル+AI型教材「Qubena」
昨今の急速なAIテクノロジーの発達などによる予測困難で変化の激しい時代を生き抜くために、子どもたちに求められるスキルは変化しています。
学校などの教育機関においても情報活用能力や、探究学習などを通じて子どもたちが主体的に学び行動する力の育成が重要視されています。
そんな中、株式会社COMPASS(以下、COMPASS)は、経済産業省が「探究的な学び支援補助金2023」の公募を開始したことに伴い、学習eポータル+AI型教材「Qubena」の実証自治体・学校の募集を開始すると発表しました。
AIが最適な問題を出題
「Qubena」は、AIが児童生徒一人ひとりの習熟度や定着度に合わせて最適な問題を出題するアダプティブラーニング(個別最適化)教材です。小中学校の算数/数学・英語・国語・理科・社会の5教科に対応しており、タッチパネルに対応したPCやタブレット端末とインターネット環境があればどこでも学習可能で、先生用の管理画面では児童生徒の学習履歴をリアルタイムに管理できます。
現在、全国170以上の自治体、小中学校約2,300校で100万人以上が利用しており、累計解答数は15億問を突破しています。また、2022年9月には文部科学省CBTシステム(MEXCBT)と連携し、学習eポータルの機能の提供を開始しました。
オンライン説明会を開催予定
COMPASSは、5月31日(水)、6月2日(金)、6月5日(月)、6月7日(水)、6月9日(金)、6月13日(火)の16:00~17:00に、「Qubena」のオンライン説明会を開催します。
説明会には、「探究的な学び支援補助金」を活用して「Qubena」を導入することを検討している教育委員会・学校の参加が想定されており、説明会の参加者とは開催後、導入計画などについての協議を行う予定です。
COMPASSは「Qubena」の提供を通して、学びの基礎となる知識・技能の習得および探究学習などのための学習時間の創出に、寄与できると考えているとのこと。
探究学習などの高度化を推進
「探究的な学び支援補助金」は、経済産業省が学校などの教育機関における探究学習などの高度化を推進すべく、探究学習や情報活用能力育成に資するサービスを提供する事業者が必要とする経費の一部を補助するシステム。
なお、補助金交付対象に採択された場合には、AI型教材「Qubena」を対象期間中、費用負担なく利用できるそうです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000132.000024557.html
公式サイト:https://qubena.com/
(文・S.Inosita)
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。