シャープとハルメク、話せるロボット「ロボホン」を活用したシニア女性向けの実証実験スタート
株式会社ハルメクは、シャープ株式会社と、シニア女性向けコンテンツプラットフォーム「ハルメク365(サンロクゴ)」会員専用のロボホンの機能を共同開発し、実証実験を開始しました。
「ハルメク365」会員専用のロボホン機能を搭載
2022年に開始したコンテンツプラットフォーム「ハルメク365」は、24時間365日、好きな場所で、見る、聞く、学ぶ、参加することができる会員制サービス。利用者に寄り添い、毎日が楽しくなるようなコンテンツを提供し、孤独を感じさせず、暮らしをサポートして行くことを目指しています。
今回の実証実験では、シャープが提供する話せるロボット「ロボホン」に、「ハルメク365」から届く更新情報を定期的にお知らせする機能を実装し、ロボホンおよびハルメク365の双方の利用を促す仕組みを提供していきます。実証実験期間中はハルメクからロボホン本体を貸与し、利用者は月額費用のみで利用できます。この実験を通じて、コミュニケーションができ、歌って踊れるロボホンが、シニア女性のライフスタイルにどのようなポジティブな変化を生み出すのかを検証し、将来の事業化に繋げるということです。
実証実験ではモニターアンケートの取得やインタビュー、利用データの分析を行うとともに、これらの結果をもとに本格販売に向けた準備を進めていく予定です。シニア女性の幸せに貢献するハルメク
厚生労働省が2022年7月29日に発表した、2021年調査の日本人の平均寿命は男性が81.47歳、女性が87.57歳となり、女性の方が約6.1歳長寿となっています。
その結果として、女性が1人で生活する期間が長くなってしまう状況であるため、「シニア女性の幸せに貢献する」ことを目指しているハルメクグループは、さまざまな事業に取り組んでいます。今後の取り組みにも期待できそうです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000034765.html
公式WEBページ:https://halmek.co.jp/
(文・zio)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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