“隠れ格ゲーマー”なお嬢様たちのゲームバトルドラマ!『対ありでした。』茅島みずき&田鍋梨々花インタビュー「初めてアケコンに触りました!」
国内屈指の令嬢が集う「黒美女子学院高等学校」を舞台に、普段は清楚でおしとやかなお嬢さまたちが、 格式や品格から最もかけ離れた“格ゲー”(格闘ゲーム)に狂い、青春を捧げるかつてない痛快学園ドラマ『対ありでした。 〜お嬢さまは格闘ゲームなんてしない〜』が5 月 19 日(金)よりNTTドコモによる新しい映像配信サービス「Lemino」(レミノ)にて配信中です。
【ストーリー】お嬢さまに憧れて「黒美女子学院高等学校」に入学した“ド庶民”の深月綾(茅島みずき)は、校内一注目を集める“白百合さま”こと夜絵美緒(田鍋梨々花)に憧れ、お嬢さまになるべく、日々慣れない学校生活に奮闘していた。 ある日、綾は誰もいない教室で熱く格闘ゲームに興じる「白百合さま」の姿を目撃してしまう。お嬢さま学校でゲームは 決して許されない行為・・・固く口止めされた綾だったが、同じ“格ゲーマー”だとバレてしまい意気投合!?校内を取り締まる品格委員でありながら隠れゲーマーであった犬井夕(池田朱那)、一ノ瀬珠樹役(永瀬莉子)も巻き込み、お嬢さまたちの熱すぎる格ゲーが今幕を開ける!
深月綾役の茅島みずきさんと、夜絵美緒役の田鍋梨々花さんにお話を伺いました!
――私は格ゲーのことを全く知らないのですが、本作とても楽しく拝見させていただきました!お2人はこれまでにご経験があったのですか?
茅島:初めてで「アケコン(アーケードコントローラー)」もはじめて触りました。プロゲーマーでもあるゲーム指導の先生にアケコンの持ち方から教えていただいて、「技の一覧」とゲームをみんなが家に持ち帰ってそれぞれ練習していました。
田鍋:レバーとボタンを同時に動かすことがすごく難しくて、ひたすら練習をしていました。美緒は格ゲーがとても上手なキャラクターなので、手間取ることが無い様に、スムーズな指の動きを意識していました。
――初心者とは思えないコントローラーさばきでしたね!
茅島:私はゲームがすごく好きで色々なタイトルをやるのですが、アケコンでの操作が本当に難しすぎて。ゲームをしていて「楽しい」よりも、難しすぎて「出来るかな?」という不安な気持ちが大きかったです。でも、だんだん操作に慣れてきて、技を繰り出せる様になってからは、みんなで楽しさが分かってきて。
田鍋:慣れてくると「この技出したい」という欲が出てきましたね。美緒の気持ちが分かるというか(笑)。どんどん楽しくなっていきました。
――個性的なキャラクター描写も多いですが、役作りではどんなことを意識しましたか?
茅島:綾は普段は落ち着いた、大人っぽさもあるキャラクターなのですが、ゲームにのめり込むととにかくすごいので、そのギャップを出せたら良いなと思っていました。
――綾のセリフは専門用語も多いですよね。
茅島:めっっちゃ大変でした!美緒は、泣いて叫んで感情が豊かすぎるので、(田鍋さんを見て)「大変そうだなあ」と思っていたのですが、私はひたすらにゲーム用語を早口に話すシーンが多かったので。意味を調べるところからはじまり、イントネーションが正しいかな?とか、普段使わない言葉ばかりなので自然に言えるようになるまで結構時間がかかりました。
田鍋:完璧に、自分の言葉の様にスラスラ言っていたので、すごい!と思っていました。
茅島:嬉しい〜!(笑)
――美緒はテンションの上下が激しいキャラクターで。
田鍋:美緒は本当にゲームが好きなのと、白目をむいたりすることもあるくらい表情が豊かなので、表情のバリエーションは意識していました。自分の感情にすごく素直な小学生みたいな女の子なので、自分の中でもテンションを上げきって撮影に挑んでいました。
茅島:本読みの時から一人だけずっと叫んでいる役柄だったので、本当に大変そうでした。
――お嬢様学校が舞台ということでお嬢様らしさを出すことも必要だったかと思います。
茅島:事前にマナー講習を受けて、言葉遣い、座り方・立ち方・テーブルマナーを教えていただきました。綾は、お嬢様に憧れているけれど生まれは”ド庶民”という設定なので、戸惑う部分が出てもキャラクターに合っていると思いますが、美緒たちのような生粋のお嬢様役は大変だなあと。
田鍋:美緒は芯からマナーが身についている感じを意識して、一生懸命練習しました。役作りは大変でしたが制服も一つ一つ手作りですごく可愛くて、学校のセットも可愛いくて嬉しかったです。
――CGなどの使い方が本当に面白くて、お2人も完成した作品を観て「ここが、こうなっていたんだ!」と驚くシーンも多かったのではないですか?
茅島:本当に面白かったです!撮影中から「CGが多い」ということは聞いていたのですが、出来上がった映像を観たら、本当にすごすぎて。早口で話している言葉が、ババババって文字に出ていたりとか、演出が最高でした。そして、曲がカッコ良い! 自分が出ている作品ですが満足して観させていただきました。
田鍋:本当にカッコ良いですね!お嬢様学校が舞台なので、可憐な雰囲気になるかと思いきやカッコ良い描写が多くて。グリーンバックで撮影したシーンは、「目の前に人が飛んできて避ける」とか想像しながら撮影をしていたので。完成したシーンは迫力満点でしたね。
――アツい友情が青春物語としても素敵ですよね。
茅島:綾は美緒を見て「こうなりたい」と思ったり、お互いを見て頑張れるってすごく素敵な友情だなと思いました。
田鍋:美緒にとって綾は初めての真の友達というか。一緒に、自分をさらけ出しながらゲームが出来るというのは美緒の人生の中ですごく素敵なことですし、良い友達ですよね。
――撮影が終わることは寂しかったのではないでしょうか。
茅島:私はクランクアップした時に寂しくても涙することがこれまでは無かったんです。でも、今回はみんなと一緒にいる時間が長かったし、濃かったから、顔を見るだけで泣いてしまいました。それだけ思い入れのある作品になりました。
田鍋:4人でしか作り上げられないシーンが多かった気がして。4人が撮影の外でもすごく仲が良かったからこそ撮れたシーンがたくさんあったなと自分では思っていて、終わる時は気持ちが昂って泣いてしまいました。
――格ゲー好きな方はもちろん、ゲーム、友情、青春、色々な要素があるので、楽しみ方はたくさんありますね。
茅島:格ゲー好きの方にも楽しんでいただける作品だと思うのですが、知らない方にこそささるドラマなのではないかと思っています。ゲーム用語が分からなくても説明が出てきますし、何より演出が面白いです! 4人のキャラクターも、演じている私たちの関係性、仲の良さが出ていると思うので、素敵な友情のシーンに注目していただきたいです。
田鍋:格ゲーの魅力が詰まりに詰まった作品で、格ゲーに限らずゲームが好きな方はとてもアツくなってくれるのではないかと思います。個性豊かな登場人物がどんどん出てきますので、楽しみにしていてください!
――最後に綾と美緒にとってのゲームの様に、お2人が夢中になっていることを教えてください。
田鍋:色々あるのですが、今一番夢中になっているのは「ウェットティッシュ」です。持ち歩くタイプのアルコール入りのウェットティッシュが好きです。コロナ禍になる前から好きだったのですが、最近はより除菌が好きになって、絶対に毎日持ち歩いているものという感じでどハマりしています。ある程度の商品は全て使い終わって、今お気に入りのものが何個かある感じです。
茅島:本当に最近はじめたばかりなのですが、キックボクシングにハマっています。無我夢中で鍛えられるので、ストレス解消にもなりますし、体力もつくので最高だな!と思っています。
――今日は楽しいお話をどうもありがとうございました!
【プロフィール 】
茅島みずき(かやしま・みずき)●2004年7月6日生まれ、長崎県出身。アミューズ所属。
「アミューズ 全県全員面接オーディション 2017 ~九州・沖縄編~」にてグランプリを受賞し芸能界入りを果たす。その後は、俳優やモデルとして活躍中。
近年の主な出演作は、【ドラマ】NHKよるドラマ『ここは今から倫理です。』、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』日本テレビZドラマ『卒業式に、神谷詩子がいない』主演、MBSドラマ特区『教祖のムスメ』主演、WOWOWオリジナルドラマ『早朝始発の殺風景』、MBS/TBSドラマイズム『明日、私は誰かのカノジョ Season2』主演、【映画】『女子高生に殺されたい』、『サバカン SABAKAN』、【舞台】『『Romeo and Juliet –ロミオとジュリエット』など。今後、映画『スパイスより愛を込めて。』(6月2日公開)、『交換ウソ日記』(7月7日公開)の公開が控えている。
田鍋梨々花(たなべ・りりか)●2003年12月24日生まれ、千葉県出身。インセント所属。
『ミスセブンティーン2016』でグランプリに選ばれ、『Seventeen』専属モデルとして芸能界デビュー。その後、モデルや俳優として活躍。
近年の主な出演作は、日本テレビZドラマ『卒業式に、神谷詩子がいない』、Paravi『クロちゃんずラブ~やっぱり愛だしん~』、フジテレビ『スタンドUPスタート』、Hulu『ヒロインの親友はハードスケジュール』主演など。6月2日(金)放送・配信スタートのWOWOW 連続ドラマW-30『ドロップ』への出演も控えている。
【info】
Leminoオリジナルドラマ「対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~」
2023年5月19日(金)12:00~より配信中
(※最新話の配信開始から1週間は無料視聴可能))
出演:茅島みずき、田鍋梨々花、池田朱那/永瀬莉子 ほか
監督:大内田龍馬
原案:江島絵理『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』 (MFコミックスフラッパーシリーズ/KADOKAWA刊)
番組配信ページ: https://bit.ly/3LwbyJk
トレーラー予告:https://www.youtube.com/watch?v=lh2KeC9NAl0 [リンク]
(C)NTT DOCOMO,INC.
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