フー・ファイターズ、故テイラー・ホーキンスの後任ドラマーとしてジョシュ・フリースがライブ・デビュー

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フー・ファイターズ、故テイラー・ホーキンスの後任ドラマーとしてジョシュ・フリースがライブ・デビュー

 数か月にわたる憶測と沈黙を経て、フー・ファイターズが、現地時間2023年5月21日に行われた生配信イベント【Foo Fighters: Preparing Music for Concerts】で、新しいライブ・ドラマーを紹介した。

 6月2日発売予定の11thスタジオ・アルバム『バット・ヒア・ウィ・アー』のプレビューとして、モノクロで配信されたこの親密なスタジオ・ライブでは、バンドのドラマーだった故テイラー・ホーキンスの後任として、ジョシュ・フリースがライブ・デビューを果たした。テイラーは2022年3月にツアーで訪れていたコロンビアで急逝した。享年50歳で、死因は公表されていない。

 ジョシュ・フリースは、ガンズ・アンド・ローゼズ、ア・パーフェクト・サークル、ナイン・インチ・ネイルズなどのバンドと共演してきた、スタジオやツアーのベテラン・ドラマーだ。生配信では、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、モトリー・クルーのトミー・リー、トゥールのダニー・ケアリーによるコミカルなカメオ出演のあと、ジョシュが新ライブ・ドラマーとなったことが明された。

 テイラーは1997年にフー・ファイターズに加入した。それ以前はバンドの初代ドラマーだったサニー・デイ・リアル・エステイトのウィリアム・ゴールドスミスがドラムを担当していたが、そもそもフロントマンのデイヴ・グロールがニルヴァーナの元ドラマーという経歴の持ち主であることからも、バンド結成当初から荷が重いポジションであったことは否めない。ゴールドスミスの在籍期間は1995年から1997年までだった。

 圧倒的な爆音系ドラマーであるデイヴの代わりを務めることが難しかったように、新ドラマーのジョシュもテイラーの後任として重積を担うことになる。ステージ上でいつも楽しそうにビートを刻み、誰からも愛されたテイラーの笑顔と陽気さとカリフォルニア・クールがフーファイのライブの魅力の揺るぎない一部だったからだ。

 【Foo Fighters: Preparing Music for Concerts】は、昨年秋に英ロンドンと米ロサンゼルスで開催されたテイラーのトリビュート・コンサート以来、バンドにとって初めてのフル・セットとなった。トリビュート・ライブでは、テイラーの10代の息子シェーン、ブリンク 182のトラヴィス・バーカー、10代の天才ドラマーであるナンディ・ブシェル、ザ・ダークネスのルーファス・テイラー、オマー・ハキム、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのブラッド・ウィルク、ウィーザーのパット・ウィルソン、メタリカのラーズ・ウルリッヒ、ポリスのステュアート・コープランド、レッチリのチャド・スミスがフー・ファイターズのメンバーと共にドラマーを務めた。

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