「冷凍餃子 ひたすら試してランキング」2位と4位と“マイ定番”を食べくらべてみた

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土曜朝のテレビ番組、TBS『サタデープラス(通称サタプラ)』内の「ひたすら試してランキング」は、少人数で低予算だけれど、時間をかけてじっくり撮っているところや、忖度なさげなリアリティ溢れるランキングに好感を持っています。

女子アナ(清水アナウンサー)とプロの料理人の2人きりで次々と餃子を食べるシュールな絵面や、餃子をピンセットで分解して具材の量を調べるという、ガッツを愛してやみません。

見てると思わず食べたくなっちゃう……。ということで、当記事では4月29日に放送された「冷凍餃子 ひたすら試してランキング」の2位と4位と「いつものアレ」を食べ比べてみました。

冷凍餃子のランキングはこちら

・1位:ぎょうざの満洲「冷凍生餃子」
・2位:イオン「トップバリュ ベストプライス ギョーザ」
・3位:聘珍樓(へいちんろう)「焼餃子 冷凍 5個」
・4位:ローソン「ジューシー焼き餃子」
・5位:ぎょうざ歩兵「にんにく・にらぎょうざ 48個」

17種類の餃子をひたすら試して、独自の採点基準でランキングをつけているのですが、さすが『サタプラ』。リアリティ溢れすぎていて1位と3位と5位は最寄のスーパーやコンビニでは売っていませんでした。

入手できたのは2種類。イオン系列のスーパー「まいばすけっと」で2位の「トップバリュ ベストプライス ギョーザ」を、ローソンで4位の「ジューシー焼き餃子」を購入し、さらにいつも食べているみまつ食品のチルド「生餃子」を追加購入しました。

ローソンの冷凍餃子はレンチンできるのがイイ

5個入りで税込160円(1個あたり32円)。サタプラでは「細かく刻んだ生姜が味のアクセント」と説明されていました。電子レンジで1分20秒チンするだけでできあがる、調理の手軽さ部門1位の冷凍餃子。レンチンなのに、パリッと仕上がります。

今回食べた3種類の中で、一番肉がボリューミーでした。タレなしで食べてもおいしいように味付けがされているので、そのままパクっといけるのも手軽でイイ。レンジだからといって味で遜色はなく、よくできてるなぁと感心しました。

トップバリュ ベストプライス ギョーザ綺麗な焼き目が美しい

12個入りで税込170円(1個あたり14円)。コストパフォーマンス部門で1位になった餃子です。『サタプラ』では「調味料の味付けに頼らない素材本来の美味しさを追求した一品」と説明されていました。

実は以前から冷凍庫にストック食材として買い置きしていて、けっこうな頻度で食べています。「レンチンできないので面倒だな〜」と思うのですが、他の冷凍餃子よりも安いのと、クセのない味なので、ついつい買ってしまうんですよね。

焼く時は油・水なしでそのままフライパンで焼くだけで見事な焼き色に仕上がります。中はしっとりジューシーで外はパリッ、餃子のお手本みたいな餃子です。焼かずにスープに入れたり、鍋の具材として使うこともありますが、どう使ってもちゃんとおいしい。

みまつ食品の生餃子は、とにかく安いしがんばってる

9個入りで税込105円(1個あたり11円)。とにかく安い。しかも30%オフだったので税込74円でした。ますます安い。一番タネに水分が多くしっとりしています。これは生餃子ならではの魅力なのかもしれません。

我が家で餃子と言えばコレ。みまつ食品の「生餃子」です。冷凍コーナーではなくチルド売り場で販売しています。関西に住んでいた頃は、スーパーで一番安い餃子といえば、珉珉(みんみん)の「せみ餃子」だったのですが、東京だとほとんどのスーパーでみまつ食品の「生餃子」が最安値です。

数年前に東京に引っ越してきて、はじめてこの「生餃子」を食べて、安いのに本格的な味で驚きました。それ以降すっかりファンです。サイズは他のものと同じぐらいなのですが、タネは全体的に少なめです。断面をみるとペチャっとしてます。でもね、食べやすいから文句なし。

餃子3種をレッツ食べくらべ

3種類を焼いて食べくらべてみました。感想としては「どれも美味い」。一番手軽で肉がジューシーだったのがローソン、優しい味わいで皮がパリッとしていたのがトップバリュでした。みまつ食品の餃子の味は「いいよいいよ、がんばってるぞ」「そうだ、全然負けてないぞ」と、励まし応援したくなるなんらかの親しみや懐かしみを感じます。

総括としては、特段どれかが突出しておいしいという印象はないものの、食べてみるとそれぞれに味に個性があり楽しめました。

(執筆者: 大木奈ハル子)

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