猫のダヤン40周年!革工房わちふぃーるどの魅力をご紹介!【後編】
今年で誕生から40年を迎えた猫の「ダヤン」。
ダヤングッズの製造販売を行う株式会社わちふぃーるどは元々は革製品の工房として産声をあげました。
オリジナリティ溢れる魅力的でかわいいアイテムを作り続ける革工房わちふぃーるどの魅力を、前回に引き続き紹介していきます。
わちふぃーるどの大定番「DB(ダヤンブラウン)シリーズ」!!
わちふぃーるどで一番最初から継続して販売しているシリーズが「DB(ダヤンブラウン)シリーズ」。わちふぃーるどの定番カラーです。
ダヤンブラウンと名付けた微妙なニュアンスの茶は、非常にぶれやすいそう。これは、ダヤンの性格の「きまぐれ」にも由来しているそうです。
印象的なダヤンのマークは珍しい凹版を使用。周りの革をプレスし、飛び出たマークの部分はひとつひとつ手で染をかけているとのこと。このダヤンのマークは自由が丘店ができた時に、ラッピング用のロゴマークからとったものなんだとか。
わちふぃーるどの製品ができるまで!
わちふぃーるどの工房では、作業ごとに班分けして作業が行われています。
それぞれの工程で熟練の従業員さん達が日々、革製品作りに取り組んでいます。今回は、そんな制作の様子を工程ごとに見ていきます。
裁断班
革製品製作工程は裁断班による裁断から始まります。
工房の中には様々な革や各種抜き型が並んでおり見るからに壮観です。
各種抜き型で革を裁断、漉き、熱押しなどの工程を経て縫製前の製品の原型となる革が出来上がります。革の厚みや色、特性を見極めながら、いかに無駄を出さないかも大事なポイントだそうです。
縫製班
裁断の次は縫製班の出番です。縫製班は裁断した革を手作業でバッグ、財布、小物、アクセサリー…など様々な革製品に仕立てていきます。
ミシン縫製のほか、コバ塗(専用の薬品や道具を使ってコバを保護する加工)、仕立て全般、染などが縫製班の担当です。
ミニチュアのブーツの紐を編み込むような細かい作業も熟練スタッフからすればお手の物です。
検品班
縫製が終わったら最後は検品班の出番。
細かな傷や糸のほつれがないかなど厳しく検品し、わちふぃーるどの革製品は全国に出荷されます。
熟練の職人さんが40周年原画展のための作品を制作中!
わちふぃーるどの革製品はデザイナーさんがデザインを考え、それを熟練の職人さんが型に起こしています。職人さんが起こした型を元に、工房のスタッフが先程の工程で製品を作っていきます。
現在、職人さんは6月末から開催される猫のダヤン40周年の原画展に向けて作品を制作中とのこと。「これが革なのか」という驚きを必ずや感じるはずです。興味がある方は是非、足を運んでみてください!
猫のダヤン40周年「ダヤンの不思議な旅」池田あきこ原画展
開催概要
会期:6月28日(水) ~ 7月10日(月)
会場:松屋銀座8Fイベントスクエア
銀座松屋にて開催決定! 誕生40周年を迎えた『猫のダヤンとわちふぃーるどの世界』。その不思議な世界の様々な風景を、パステル画新作を中心に「パステル回帰」と「わちふぃーるどの旅」の二つのキーワードで展開する約116点の記念原画展。
公式HP
https://www.nekono-dayan.com/
(written by 山崎健治)
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