対面授業での感染防止対策にも。双方向でコミュニケーションが可能なワイヤレスマイク登場
新型コロナウイルス対策のマスク着用ルールが緩和されて迎えた新学期、大学での授業を対面授業を基本とする学校が増えています。文部科学省より「4月1日以降は大学等において学生及び教職員には基本的にはマスクの着用を求めない」とする通知もありましたが、周囲を見渡すとまだマスクを着用している人も多い印象です。今後も、特に大勢の人が集まるような環境においては、引き続き感染症対策が求められていきそうです。
そんななか、サンワサプライ株式会社より、大学の講義など大人数が集まる場面で音声のやりとりができる、ワイヤレスガイドシステムが発売されました。屋内で約30m離れても通信でき、親機と子機の双方向でやりとりが可能なため、大教室でコミュニケーションをとりながら授業を進めたいような場面で役立つでしょう。
ガイドシステムとは?
ガイドシステムとは、話し手の声を複数人の聞き手に送ることができる無線通信システムです。話し手はワイヤレスマイクから、聞き手はワイヤレスレシーバーから無線で声のやりとりができます。聞き手側のワイヤレスレシーバーは複数台接続することができるため、多人数向けの案内に適しています。今回発売されたのは、音声を一度に大人数へワイヤレス送信できるシステムマイク「MM-WGS4」と専用充電器「MM-WGS4-CL1」、専用ヘッドセット「MM-WGS4-HS1」です。
クリアな音声を双方向に届けることができる
大人数が集まる場面では、周りが騒がしかったり、広範囲で声が聞き取りづらくなったりすることがありますが、同製品は親機と子機がワイヤレスでつながっていることで、クリアな音声を届けることができます。また、1チャンネルにつき最大255台接続可能で、大人数に一度に音声を届けることができます。親機からはもちろん、子機からの発言もできるため、双方向にコミュニケーションをとりたいようなシチュエーションにおすすめです。
たとえば、大人数の講義のほか、工場見学や美術館の案内など、密や飛散防止対策をしたい様々な場面での活用が期待できます。PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004090.000011495.html
(文・Yuka Sada)
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。