フワちゃんのプロレス大激闘に絶賛の声やまず! 「あのちゃん」「やす子」ら新興勢力に一矢報いる唯一無二の存在感

昨年10月、鮮烈なプロレスデビューを果たしたフワちゃんが、4月23日、横浜アリーナで5000人の観衆を前に2戦目を行った。あのちゃん、やす子など新たな女性タレントが登場する中、「フワちゃん、ここにあり」と存在感を見せつけた形となった。

彼女が自ら女子プロレス団体「スターダム」の門を叩いたのは、約1年前の昨年5月。現役選手と同じ厳しいトレーニングを始めたものの、初日はまともに腕立て伏せも出来なかった。

それでも猛特訓を耐え抜く本気の努力が認められ、挑戦から5か月でリングデビュー。だがトップレスラー相手に奮闘するもあえなくマットに沈み、涙をのんだ。試合直後、「絶対に勝ちたい」と再戦を決意したフワちゃん。足りないスタミナをつけるべく、再び自らを極限に追い込んでいった。
  
今回の対戦相手は天咲光由と林下詩美というスターダムのトップ選手。前回のデビュー戦同様、同じくスターダムの選手・葉月とタッグを組んで戦った。だが試合早々フワちゃんは、ひざ十字やボディースラム、スリーパーホールド、サイドバスターを浴びるなど相手につかまってしまう。

それでも、デビュー戦で評価を受けたドロップキックやオカダ・カズチカ直伝、コーナーポストの頂上から飛ぶミサイルキック、フライングボディーアタックとブレーンバスターのコンビネーションなど、多彩な技を繰り出す成果を見せつけ、観客を魅了した。だが、度重なる激闘に徐々に疲労度を増していき、意識も失いかける瞬間も。最後は林下にジャーマンスープレックスホールドを決められ、敗退。2戦目を飾ることはできなかった。

試合後、彼女は汗だくになりながらリング上で「あーあ、負けちゃいましたー」と、いつものようにおどけながらも、「皆さん、ありがとうございました。いやぁ、この1年間、本当に生活の中心をプロレスにして、みんなが思ってるよりも私、本当にプロレスが大好きになりました! プロレスラーってすごいです! 本気で挑んでも、全部かけても、やっぱりまだ勝てない!」と完敗を認めた。

そして「ちょっと、出直してきます。出直してきます。もう前みたいに、“もう1回やらせろ”って、駄々こねるわけじゃなくて、1回冷静に次どうするか、考えてきます」と語っていた。

その悲壮なまでの激闘と、プロレスへの情熱にネットは大感動。
・めっちゃ見直した
・さっきから涙が止まらない 今までで1番好きになった!
・まじすげー あんたカッコいいよ
・最高の試合を魅せてくれて ありがとう‼️

など称賛の声にあふれている。

単に自分のアピールの場ではなく、全身全霊でプロレスに挑んだフワちゃん。他のライバルタレントがマネできない領域に入った今、これからの展開が大いに楽しみだ。

(執筆者: genkanaketara)

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