じつは受け手は困ってた!? 多くの人が意味を調べている絵文字ランキング
ヤフー株式会社が提供する事業者向けデータソリューションサービスは、「意味」と一緒に検索された絵文字を分析したレポートを公開しました。同レポートをもとに、性別・年代別のランキングや、絵文字トレンドの変化について紹介します。
「絵文字 意味」で検索されている絵文字ランキング
今回の分析では、意味と一緒に検索された絵文字にフォーカス。多くの人が意味を知りたいであろう絵文字をランキング形式で発表しています。※ 対象期間:2022年4月~2023年3月
上位にランクインした各絵文字を調べてみると、はっきり意味が決まっておらず文脈や受け手次第で意味が変わる絵文字が多い結果となりました。5位の絵文字(万歳/PERSON RAISING BOTH HANDS IN CELEBRATION)の使われ方を調べると、「降参」や「ハイタッチ」など色々な意味で使われていて、1つの意味が決まっている絵文字でも使われ方に変化が起きていることも分かりました。
性別・年代に分けたランキング
次に、性別・年代によって意味が検索される絵文字に差があるのかを調べました。性別・年代に分けたランキングがこちらです。
ほとんどが先ほどのランキング上位の絵文字ですが、以下のような特徴が分かりました。「HAND WITH INDEX AND MIDDLE FINGERS CROSSED」は若年になるほど上位に出てきており、男性よりも女性の方が調べられています。「FACE WITH TEARS OF JOY」は男性26歳以降でよく調べられており、笑いながら泣いているので、絵文字の意味が分からず困っているのでは。また、女性の若年層に「SIGN OF THE HORNS」が調べられています。
次に、絵文字に年ごとの流行りはあるのでしょうか。。
2018年~2022年の調査結果を見ると、年によって大きな違いは見られませんが、2020年は「FACE WITH PLEADING EYES」が1位になっており、「ぴえん」の検索時期も踏まえて考えると、「ぴえん」の流行りの影響ではないかと推測されます。「ぴえん」の検索ボリューム月次推移
2018年にはランクインしていないことから、「FACE WITH PLEADING EYES」は流行りに合わせて使われるようになり、流行りが収まった後も自然と使われるようになったということが分かりました。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000081771.html
(文・zio.)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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