言葉の壁の問題を解決する良質なソリューション「みえる通訳」がSPA2023で生活審査員賞を受賞
株式会社テリロジーサービスウェアは、多言語映像通訳サービス「みえる通訳」が、一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催する「ソーシャルプロダクツ・アワード2023」において、生活審査員賞を受賞したと発表しました。
多文化共生社会の実現へ向けた取り組み
「みえる通訳」とは、13言語と手話(日本手話)の通訳者にテレビ電話の形式でつながり、リアルタイムで通訳を実施する映像通訳サービスです。2014年のサービス提供開始から、インバウンドの接客シーンや観光案内所、自治体や学校、病院、金融機関など幅広い業界業種で導入されています。さらに訪日外国人だけでなく、日本におよそ300万人いるとされる在留・在住外国人、手話を必要とする聴覚障がい者の人々に向けて、災害時の避難所生活中のサポートや、自治体、教育現場での通訳支援を行うなど、多文化共生社会の実現に向けて様々な社会課題の解決に取り組んでいます。
この取り組みが評価され、「DXソーシャルプロダクツ」において、「みえる通訳」が生活審査員賞を受賞。この「DXソーシャルプロダクツ」は、ソーシャルプロダクツ・アワード2023の年度テーマである、デジタル技術を活用し、環境・貧困・人権・地域などの社会的課題の解決につながる商品・サービスに着目したアワードです。料金プランが定額の「みえる通訳」
「みえる通訳」は、完全定額制の料金体系のため、何回通訳を利用しても月額料金は変わりません。従量制のサービスは、使用した分の費用が追加で発生してしまうため、利用回数によっては予想以上に費用がかかる場合もありましたが、「みえる通訳」では安心してサービスを使用することができます。
さらに同サービスでは、手話通訳を全プランに標準提供しています。導入している全ての企業や公共交通機関、行政機関などで手話通訳が利用可能となり、手話を必要とする聴覚障がい者の人々に向けても合理的配慮がしやすい仕様です。
生活者の視点に寄り添った提案・課題解決を
「みえる通訳」は現在約40,000アカウントが稼働しています。今回の受賞にあたり、開発・提供元である株式会社テリロジーサービスウェアは、“「みえる通訳」がソーシャルプロダクツとして今後も生活者の視点に寄り添った提案や課題解決に向けた取り組みを推進することにより、多文化共生社会の実現と地域社会への貢献につなげてまいります”と伝えています。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000031844.html
(文・中西南美)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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