ボブ・マーリーやセックス・ピストルズを撮った写真家デニス・モリスによる1960-70年代のアフリカ系イギリス人のリアルを伝える写真集が出版。記念トーク＆サイン会が開催

「マーク ジェイコブス」が手掛けるブックストア「BOOKMARC（ブックマーク）」にて、ボブ・マーリーやセックス・ピストルズのポートレートで知られる写真家デニス・モリス氏による1960-70年代のアフリカ系イギリス人のリアルを伝える写真集の出版を記念してトーク＆サイン会が開催される。本書は50年以上にも及ぶキャリアの最初期、10代前半で撮った写真を中心に構成され、自身が育ったロンドンのブラック・コミュニティーの日常風景や、一枚のシーツと借り物の照明で自作した簡易スタジオでのポートレート、サウンドシステム・カルチャーや黒人解放運動の現場など、コミュニティが持つ貧困や困難、強さやプライド、スタイルのクールさなどがありのままに写し出されている。イベント当日はデニス・モリス本人と1977 RECORDS / ART VINYL.TOKYO を主宰するLODIOを招き写真集の背景など語り合う。トーク終了後サイン会も。


■デニス・モリス『COLORED BLACK』トーク＆サイン会
日時：2023年4月22日(土)17:00～
Guest：デニス・モリス、ロディオ(1977 RECORDS / ART VINYL .TOKYO)
場所：BOOKMARC（ブックマーク）東京都渋谷区神宮前4-26-14
イベントは参加フリー。会場満員の場合は入場制限をする場合もございます。
・対象書籍の準備数には限りがございます。完売の際はご了承ください。
・4/15(土)午後12時より、店頭もしくはお電話による事前予約承ります。


（TEL: BOOKMARC 03-5412-0351 (12:00-20:00)
■注意事項
・天災等により、中止・延期となる場合もございます。
・関連商品の準備数には限りがございます。完売の際はご了承ください。

タイトル：Colored Black　著者：デニス・モリス
定価：3,850 円（税込）
寄稿：浅野忠信
デザイン：9T
監修：アニエスベージャパン株式会社
判型：B5判変形（257×188 mm）
112P（B/W=80P 4C=32P／コデックス装
テキスト：日本語／英語
発売日：2023年4月下旬発売予定
発行：HeHe/ヒヒ
http://www.hehepress.com/

9歳より写真を撮りはじめ、13歳にしてボブ・マーリーにその才能を認められて以降、セックス・ピストルズやパティ・スミスなど名だたるアーティストのアイコニックなポートレート写真で知られる英国人写真家、デニス・モリス。
本書は50年以上にも及ぶキャリアの最初期、10代前半で撮った写真を中心に構成され、自身が育ったロンドンのブラック・コミュニティーの日常風景や、一枚のシーツと借り物の照明で自作した簡易スタジオでのポートレート、サウンドシステム・カルチャーや黒人解放運動の現場など、コミュニティが持つ貧困や困難、強さやプライド、スタイルのクールさなどがありのままに写し出されている。また、モノクロの写真をあらたに彩色したカラー作品には、デニスの「色に惑わされないで」というメッセージが込められている。
1960-70年代のアフリカ系イギリス人の年代記ともいえる写真集だ。

カラード（有色人種）と呼ばれた後に、私はブラック（黒人）と呼ばれるようになった。
いつの日か、分け隔てなく誰もが人間と呼ばれる日が来るのだろう。
――デニス・モリス（本文より）

■プロフィール
Dennis Morris (デニス・モリス)
1960年生まれ、イギリス出身。9歳より写真をはじめる。11歳の時にデイリー・ミラー紙で作品が掲載され、13歳にしてボブ・マーリー初の全英ツアーに同行、音楽シーンに密接に関わり、ボブ・マーリー、セックス・ピストルズなどのアイコニックな写真作品を多数発表している。また、イギリス・サウスオールにあるシーク教徒のコミュニティの本質をとらえた作品群はイングリッシュ・ヘリテッジのコレクションとなった。作品は、今日美術館（北京）、ラフォーレミュジアム原宿（東京）、アルル国際写真フェスティバル（フランス）、メトロポリタン美術館（ニューヨーク）をはじめ世界各国で展示されている。


LODIO (ロディオ)
DJ / 1977 RECORDS / ART VINYL .TOKYO主宰。約30年パンク関連グッズを販売。 2015年からはレコードを1枚から製作出来るサービスをスタート。 DJとして渋谷DJ BAR Bridge（ブリッジ）、偶数月第4木曜、スタイリスト馬場圭介氏が主催のイベントRWSに参加中。
https://1977records.com
https://artvinyl.tokyo


■協力
ローラン・パトゥイエ（Laurent Patouillet）、HeHe