イヤホン型脳波計でリラックス度を可視化、リラックス商材事業者が自社サービスに活用可能

株式会社CyberneX(以下、CyberneX)はリラックス・癒しを訴求する商材を扱う事業者向けに、それらの商材がもたらすリラックス度を脳波から定量的に可視化し、比較できる「α Relax Analyzer」を提供します。提供開始は4月10日(月)からです。

このアプリケーションを商品開発、広告・PR、顧客向けのパーソナライズサービスなどに活用することで、リラックス商材の付加価値を高めることができるとのことです。

脳のリラックス度を可視化

イヤホン型脳波計でリラックス度を可視化、リラックス商材事業者が自社サービスに活用可能今回、提供するアプリケーションは、CyberneXの脳情報活用支援サービス「Works with XHOLOS」を通じて提供され、「リラックス計測プラン」は、「α Relax Analyzer」を自由に活用できるプランとなっています。

脳に関する知見を持たない事業者でも、リラックス度を明らかにしたい商材を用意するだけで、簡単に各商材のリラックス度を可視化・比較し、活用することが可能となります。

3つの具体的な活用例

同社によれば次のような活用方法があるとのことです。

1.リラックス商材の開発・改良への活用
よくある課題:商品・サービスの評価について、アンケートや熟練者による評価など主観評価に偏っている。PDCAが回せず、再現性が低い。
導入メリット:リラックス度をスコア化し、定量的・客観的な評価軸に基づいてPDCAを回すことができる。

2.広告・PR、販売戦略への活用
よくある課題:商材の良さを伝えることが難しい。また、成熟市場では他社と差別化するポイントが乏しいため、訴求力が低くなってしまう。
導入メリット:リラックス度を定量的に伝えることで顧客に納得感を持たせることに加え、より本質的かつ新しい訴求になることで他社と差別化できる。

3.店頭での商品販売(手法)への活用
よくある課題:販売側はどの商品・サービスが顧客に合っているのかを判断し、お勧めするのが難しく、顧客も自信を持って購入に踏みきれない。
導入メリット:定量的なリラックス度をもとに、販売側は自信を持って商品、サービスを勧めることができ、顧客も自信を持って購入できる。

3ステップで利用開始

イヤホン型脳波計でリラックス度を可視化、リラックス商材事業者が自社サービスに活用可能サービスを提供するにあたり、CyberneXが提供する「XHOLOS Ear Brain Interface」というイヤホン型脳波計や、脳波データを保存し解釈するためのアルゴリズムを搭載した「α Relax Analyzer」などの脳情報活用基盤を利用します。

これらの利用方法については納品時にCyberneXの担当者が詳しく説明するため、納品後はサービスを扱う事業者側で自由に様々な商材について利活用できるということです。

活用の流れとしては、リラックス度を明らかにしたい「商材」を決めて、アプリケーションに登録。次にイヤホン型脳波計を装着しながら各商材を使用することで計測を行います。

イヤホン型脳波計でリラックス度を可視化、リラックス商材事業者が自社サービスに活用可能計測結果レポートは、アプリケーション内で自動生成され、用途に応じて2パターンでの出力が可能となっています。

独自のアルゴリズムでスコアを算出

また、「α Relax Analyzer」におけるリラックス度を可視化するための指標である「リラックススコア」は、取得した脳波データの各スペクトルの強度などをもとにCyberneXが独自開発したアルゴリズムで算出されます。

また、同社独自の「リラックススコア」以外にα波やβ波などの各周波数スペクトルデータの取得・表示も可能です。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000086789.html

(文・Motohashi K.)

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