無人拠点や遠隔地にある機器のリモート保守を実現、IoT向けLTEルーターをソラコムが提供開始

株式会社ソラコム(以下、ソラコム)が運営するデバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」で、産業用LTE Wi-Fi ルーター「UD-LT2」が2023年3月6日より発売されました。あわせて、このデバイスの活用手順書となるIoT レシピ「リモートのログを安全に取得」も公開されています。

遠隔地・無人拠点でも安心して使用可能

無人拠点や遠隔地にある機器のリモート保守を実現、IoT向けLTEルーターをソラコムが提供開始産業用LTE Wi-Fi ルーター「UD-LT2」は、株式会社アイ・オー・データ機器製で、安定したネットワークアクセスを提供するWi-Fi搭載のLTEルーターです。

LTEと固定回線による回線冗長化や、スケジュール・死活監視による本体・通信モジュールのリブート/リセットによる自動リカバリー機能により、遠隔地や無人拠点でも安心して利用できます。本体およびACアダプターを含めて-20℃~60℃の幅広い環境で使用可能です。

また、遠隔地にある機器のリモートメンテナンスにも活用できます。

SORACOMのセルラー通信とセキュアなリモートアクセスを支援する「SORACOM Napter」を組み合わせることでサーバーやデバイスへのエージェントのインストールなどの準備をせずに、必要な時だけリモートアクセス可能な環境を構築できます。

さらに、アクセス履歴を保管する監査ログ機能もオプションで利用できます。

わかりやすい手順書も公開

ソラコムではIoT活用がもっと身近になるように具体的なシーンで必要となる機材一覧と開発方法を記載した手順書「IoT DIYレシピ」を無料で公開しています。

そのなかでもIoTレシピ「リモートのログを安全に取得」は、遠隔地にあるパソコンやネットワーク機器にリモートアクセスする手順が、必要な機材一式とともにステップ毎に解説されています。

無人拠点や遠隔地にある機器のリモート保守を実現、IoT向けLTEルーターをソラコムが提供開始また、IoT レシピ「IoTで、PLCを安全に遠隔メンテナンス」では、産業機器を制御するための PLC(Programmable Logic Controller) をIoT化し、リモートアクセスできるようにする手順の解説が、KEYENCE KV-8000と三菱電機 MELSEC-L シリーズの2つのメーカーのPLCを題材に取り上げられています。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000165.000034562.html

(文・Motohashi K.)

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