客から「値段が高い」と言われ続けるラーメン屋で食べてみた結果
極めて評価が高いラーメン屋『麺処 ほん田 秋葉原本店』(東京都千代田区神田花岡町1-19)。Twitterやブログでは絶賛され、グルメクチコミサイト『食べログ』の評価も3.89点と超高評価。ここまで高い評価ならば、ラーメン好きなら一度は食べてみたいと思う店である。
ラーメンの価格が高すぎると感じる人がいる
そんなラーメンの名店『麺処 ほん田 秋葉原本店』の公式Twitterが「ほん田のラーメン高いって未だによく書かれてます」とツイート。訪れる客の一部に、ラーメンの価格が高すぎると感じている人がいるようだ。以下は、『麺処 ほん田 秋葉原本店』の公式Twitterのコメントである。
<本田裕樹さんのTwitterコメント>
「ほん田のラーメン高いって未だによく書かれてますけど
1キロ
ブラジル産鶏モモ400円
国産鶏モモ800円から900円
銘柄鶏モモ1200円外国産冷凍の豚と
国産のチルドの豚じゃ
値段が倍になるわけで安いものは安いし
高いものは高い自分の実力不足もありますけど
価値のわかる人が増えてほしいなぁ」
ほん田のラーメン高いって未だによく書かれてますけど1キロブラジル産鶏モモ400円国産鶏モモ800円から900円銘柄鶏モモ1200円外国産冷凍の豚と国産のチルドの豚じゃ値段が倍になるわけで安いものは安いし高いものは高い自分の実力不足もありますけど価値のわかる人が増えてほしいなぁ— 麺処ほん田 本田裕樹 (@YukiHonda_HND) March 15, 2023
価格が高いと言ってる人はどんな気持ちなのか
価格が高いと言っている客は「どんなに旨くてもラーメンの価格としては高すぎる」と思った人か、「食べたけど価格ほどの価値がない」と思った人のどちらかだと思われる。たぶん。
最上級の特製醤油ラーメン1500円の食券を購入
行くか、『麺処 ほん田 秋葉原本店』。ということで実際に店舗に行ってラーメンを食べてみることにした。店頭に行列ができていたものの、待つこと10分ほどで入店できた。
ちなみに食券は券売機で買う。つけ麺もあったが、今回はラーメンが食べたい。醤油ラーメン1100円、味玉醤油ラーメン1250円、特製醤油ラーメン1500円。最上級の特製醤油ラーメンの食券を購入。
繊細な醤油スープをほどよく纏う麺
ウホッ♪ 肉、肉、肉、肉が3種類も盛られている!? そこに味玉と海苔3枚、そしてネギとメンマ。麺は極めてツルツルで、スープをとらえる性質は弱めな気がしたが、トゲもカドもない繊細な醤油スープをほどよく纏っていて良き。うまい。
昔ながらの醤油ラーメンの正当進化系スープ?
スープ単体での個性はないものの、そもそも際立った個性なんているのか? このラーメン、昔ながらの醤油ラーメンの正当進化系なんじゃあないか? そう考えれば個性よりホッとする定番テイストのほうが、醤油ラーメン好きとして嬉しい。良きスープ。満足。
次は普通の醤油ラーメンが食べたい
特製醤油ラーメンは1500円の価値はあると思う。具にコストかけている気がするので1500円はするだろうなと。個人的にはスープと麺が際立って美味かったし、肉がガッツリ入っていることでラーメンのおいしさが増したかといわれれば否なので、肉盛りはいらない。
肉がまずかったわけではないし、肉はうまかった。とってもうまかった。ただ、肉盛りはこのラーメンに不必要だと感じた。肉は肉で別皿で食べたい。ワインと一緒に。次は普通の醤油ラーメンが食べたい。
ラーメンの価格にはそれなりの理由がある
「黙ってても客が来るんだから値段上げちゃえグヘヘ」という思考の守銭奴のようなラーメン屋はほとんどいないと思われる。価格が1000円、1500円、2000円するのであれば、それにはそれなりの理由があるはず。
少なくとも『麺処 ほん田 秋葉原本店』のラーメンはコストと満足度を考えると高くないと思えた。皆さんはどうお思いだろうか。
秋葉原ほん田の特製醤油ラーメンは肉も麺もスープも素晴らしい。でも肉がラーメンのおいしさを増幅させているかと言えばそうじゃない気がする。肉は上質だけどラーメンに入れなくても良い。肉は肉で超ウマイからワインと一緒に食べたい。うまい pic.twitter.com/lhf4nZEMnZ— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) March 16, 2023
あと、秋葉原ほん田のラーメンが高いと言っている人がいるっぽいけど、これだけがっつりリッチな具になってたら1500円は安い。普通の醤油ラーメンは1100円だからそっち食べればいいのに。俺も次回からは普通の醤油ラーメンにする。うまい! pic.twitter.com/mBQfmvjIDj— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) March 16, 2023
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。