客から「値段が高い」と言われ続けるラーメン屋で食べてみた結果

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極めて評価が高いラーメン屋『麺処 ほん田 秋葉原本店』(東京都千代田区神田花岡町1-19)。Twitterやブログでは絶賛され、グルメクチコミサイト『食べログ』の評価も3.89点と超高評価。ここまで高い評価ならば、ラーメン好きなら一度は食べてみたいと思う店である。

ラーメンの価格が高すぎると感じる人がいる

そんなラーメンの名店『麺処 ほん田 秋葉原本店』の公式Twitterが「ほん田のラーメン高いって未だによく書かれてます」とツイート。訪れる客の一部に、ラーメンの価格が高すぎると感じている人がいるようだ。以下は、『麺処 ほん田 秋葉原本店』の公式Twitterのコメントである。

<本田裕樹さんのTwitterコメント>

「ほん田のラーメン高いって未だによく書かれてますけど

1キロ
ブラジル産鶏モモ400円
国産鶏モモ800円から900円
銘柄鶏モモ1200円

外国産冷凍の豚と
国産のチルドの豚じゃ
値段が倍になるわけで

安いものは安いし
高いものは高い

自分の実力不足もありますけど
価値のわかる人が増えてほしいなぁ」

価格が高いと言ってる人はどんな気持ちなのか

価格が高いと言っている客は「どんなに旨くてもラーメンの価格としては高すぎる」と思った人か、「食べたけど価格ほどの価値がない」と思った人のどちらかだと思われる。たぶん。

最上級の特製醤油ラーメン1500円の食券を購入

行くか、『麺処 ほん田 秋葉原本店』。ということで実際に店舗に行ってラーメンを食べてみることにした。店頭に行列ができていたものの、待つこと10分ほどで入店できた。

ちなみに食券は券売機で買う。つけ麺もあったが、今回はラーメンが食べたい。醤油ラーメン1100円、味玉醤油ラーメン1250円、特製醤油ラーメン1500円。最上級の特製醤油ラーメンの食券を購入。

繊細な醤油スープをほどよく纏う麺

ウホッ♪ 肉、肉、肉、肉が3種類も盛られている!? そこに味玉と海苔3枚、そしてネギとメンマ。麺は極めてツルツルで、スープをとらえる性質は弱めな気がしたが、トゲもカドもない繊細な醤油スープをほどよく纏っていて良き。うまい。

昔ながらの醤油ラーメンの正当進化系スープ?

スープ単体での個性はないものの、そもそも際立った個性なんているのか? このラーメン、昔ながらの醤油ラーメンの正当進化系なんじゃあないか? そう考えれば個性よりホッとする定番テイストのほうが、醤油ラーメン好きとして嬉しい。良きスープ。満足。

次は普通の醤油ラーメンが食べたい

特製醤油ラーメンは1500円の価値はあると思う。具にコストかけている気がするので1500円はするだろうなと。個人的にはスープと麺が際立って美味かったし、肉がガッツリ入っていることでラーメンのおいしさが増したかといわれれば否なので、肉盛りはいらない。

肉がまずかったわけではないし、肉はうまかった。とってもうまかった。ただ、肉盛りはこのラーメンに不必要だと感じた。肉は肉で別皿で食べたい。ワインと一緒に。次は普通の醤油ラーメンが食べたい。

ラーメンの価格にはそれなりの理由がある

「黙ってても客が来るんだから値段上げちゃえグヘヘ」という思考の守銭奴のようなラーメン屋はほとんどいないと思われる。価格が1000円、1500円、2000円するのであれば、それにはそれなりの理由があるはず。

少なくとも『麺処 ほん田 秋葉原本店』のラーメンはコストと満足度を考えると高くないと思えた。皆さんはどうお思いだろうか。


(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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