タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港に着き、国際線の到着口を出ると、多国籍な外国人旅行客に、手書きの紙を掲げる待ち人が多いのは、コロナ後も変わらない。カオスで賑やかな場所である。
その到着口でふと「ローソン」の店舗が目に付いた。タイに到着していきなりローソンが目の前に現れると、ここがまだ日本なのかと思えてきた。
日本にあるローソンとの違いが気になり、店に入ってみた。
まず見つけたのが、「焼き芋」である。さつまいもの「紅はるか」を使っているらしい。袋の焼き芋は日本語。日本のローソンでは焼き芋はこの状態では売られていないので新鮮だった。
続いて、おでん。これもタイ語と合わせて日本語で「おでん」とあるので、わかりやすい。
常夏の国タイで温かいおでんを食べる人がいるのだろうかと思ったら、目の前でタイ人の若い女の子たちが買って行った。おでんの具は日本とほぼ変わらず。ちなみに、コンビニのおでんは台湾でも現地の人々に人気が高い。
セルフサービスの「串」コーナー。パッと見た限り、焼鳥というより、練り物の串である。これもバリエーションが多い。
なんと「たこ焼き」もあった。6個で約250円だと、安いかもしれない。写真を見る限り、日本のたこ焼きと遜色ない。タイ人はたこ焼きまで食べるのか…
スイーツのコーナーも充実。ローソンのうちカフェではないが、写真を見る限り、ボリュームがあって、とても美味しそう。生クリームの味が気になった。
ユニ・チャームのマスクもあった。商品パッケージに日本の国旗入りなので、海外仕様だろう。目の前で、欧米の外国人が大量に買って行った。日本のマスクも人気のようだ。
日本のコンビニだけれど、日本との違いがあるコンビニ。現地でいざ比べてみると、なかなかおもしろい。