OKAMOTO’Sが熱狂の宴に火をつける! 〈MAVERICK KITCHEN VOL.5〉レポPart.1

 

OKAMOTO’S (photo by 菊池茂夫)

 

先日5月4日、毎年恒例となっているタワーレコード企画のロック・イヴェント〈TOWER RECORDS presents “MAVERICK KITCHEN”〉の第5弾が、東京・恵比寿LIQUIDROOMにて行われました。ここでは、計14組が登場し9時間以上に及んだ同公演のレポートPart.1をお届けします!

チケット完売となった〈MAVERICK KITCHEN VOL.5〉の目玉は、なんと言っても伝説的なパンク・バンドであるアナーキーが17年ぶりにオリジナル・メンバーで再結成ライヴを行うこと。会場には、デビュー当時のアナーキーのトレードマークだった国鉄服に身を包んだ筋金入りのファンをはじめ、幅広い世代のオーディエンスが集結し、開演前から熱気に包まれます。

 

OKAMOTO’S (photo by 菊池茂夫)

 

この日のトップバッターは、昨年の〈MAVERICK KITCHEN〉でトリを務めたOKAMOTO’S。定刻ピッタリに登場した彼らが1曲目の“共犯者”からいきなりエンジン全開のパフォーマンスを披露すると、フロアのテンションも一気に上昇! 立て続けにグルーヴィーな“Beek”を演奏し、オカモトショウ(ヴォーカル)が「〈MAVERICK KITCHEN〉5周年おめでとう、楽しんでってくれよ!」とオーディエンスを煽ります。ルースターズ“恋をしようよ”のカヴァーも飛び出すと、コール&レスポンスもバッチリ決まったラストの“まじないの唄”まで一気に駆け抜け、日本のロック界の猛者たちが集う宴の口火を見事に切ります。

 

シズヲバンド (photo by 菊池茂夫)

 

シズヲバンド (photo by 菊池茂夫)

続いて登場したシズヲバンドは、疾走感溢れる“途方にくれる”やギター・リフが印象的な“探し物、それはそこにあるのかい?”など、昨年末に発表した最新アルバム『ミエナイホシ』のナンバーを中心にプレイ。MCではゲタカルビなどのギタリストとして〈MAVERICK KITCHEN〉に出演した経験を持つフロントマンのシズヲが「シズヲバンドとして初めて出られました。日本一のロック・フェスだと思ってます」とコメントし、歓声を浴びる一幕も。新曲“そのままでいい”も披露され、“アイノウタ”まで計7曲、3ピース編成ならではのタイトなロックンロールでグイグイとオーディエンスを惹きつけていました。

 

DOES (photo by 菊池茂夫)

 

3番手は、開催6日前に緊急参戦が発表された前回に続いての〈MAVERICK KITCHEN〉参加となるDOES。“シンクロニズム”からライヴをスタートさせた彼らは、2曲目でヒット・ナンバー“曇天”を投下! 会場をDOESワールドに染め上げます。さらにイントロのギター・リフが印象的な“サブタレニアン・ベイビー・ブルース”やトリッピーな“チャイナ・マーダー”などをキレのあるバンド・サウンドで次々と披露。最後には変化しまくるリズム・パターンがスリリングな新曲“殺伐とラブニア”まで演奏、その実力を見せつけてくれました。まだまだ続く〈MAVERICK KITCHEN VOL.5〉、レポートPart.2をお楽しみに!

 

DOES (photo by 菊池茂夫)

 

なお、〈MAVERICK KITCHEN VOL.5〉の模様が、CS放送のフジテレビNEXTで6月15日21:00から3時間に渡ってオンエアされます! 当日の熱気を追体験したい方はぜひチェックを!!

 

〈TOWER RECORDS presents “MAVERICK KITCHEN VOL.5”〉@ 東京・恵比寿LIQUIDROOM 2013.5.4 セットリスト
【OKAMOTO’S】
1. 共犯者
2. Beek
3. Are You Happy?
4. 恋をしようよ
5. まじないの唄

【シズヲバンド】
1. 途方にくれる
2. ラブソング
3. 探し物、それはそこにあるのかい?
4. そのままでいい
5. 月
6. 砂漠
7. アイノウタ

【DOES】
1. シンクロニズム
2. 曇天
3. サブタレニアン・ベイビー・ブルース
4. チャイナ・マーダー
5. 明日は来るのか
6. 殺伐とラブニア

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