「2.5次元」を超越した見事な人形劇!? 舞台「よんでますよ、アザゼルさん。」 千秋楽2月26日の公演をライブ配信!

access_time create folderエンタメ

2月10日より、池袋の「Mixalive TOKYO Theater Mixa」にて公演が行われている舞台「よんでますよ、アザゼルさん。」。
原作は久保保久(くぼやすひさ)先生の同名コミックスで、アニメ化もされ人気を博した。関西弁の性悪悪魔・アザゼルさん、「ツヨシしっかりしなさい」「トライガン」「キン肉マンII世」などの作品で主役を演じてきた小野坂昌也さんの、ハマリ役のひとつかと思われる。

未読の方は、この作品の(危険な)魅力が詰まっている第1話が講談社『コミックDAYS』にて無料公開されているので、お読みになって欲しいところ。

よんでますよ、アザゼルさん 第1話 悪魔を喚ぶ男
https://comic-days.com/episode/13932016480029608931[リンク]

公式Twitterアカウント・舞台「よんでますよ、アザゼルさん。」(@azazel_stage)からは毎日のように楽しそうでヤバそうな情報が発せられる中、某日こちらを観に行ってきた。
ネタバレになるので細かい内容については控えるものの、一足先に観劇していた当サイトの某女史からは、「素晴らしくひどかったです! 楽しかった!」という感想を拝聴しており。またこの日のスペシャルトークのゲストは、キャストから感想を聞かれて「褒め言葉と思ってください!『サイテー』でした!」と満面の笑顔かつ爽やかイケメンボイスで答えていた。いずれも「アザゼルさん」舞台に対しての、これ以上ない賛美かとも思われる。

「2.5次元」を超越!?

そもそも「アザゼルさん」を舞台で、と聞いたとき、どういう形式で行うのか? と思われた方も多いことだろう。果たして、ダウンタウン「ごっつええ感じ」のリアルポンキッキみたいな感じかなとも思ったのだが、可愛らしいアザゼルさんたち悪魔のぬいぐるみを、演じる役者がさながらスタンドのように(!?)それを操るというものだった。「2.5次元人形劇」とも銘打たれた公演、アザゼル役の小野坂昌也さん、ベルゼブブ役の置鮎龍太郎さん(高橋広樹さんとのWキャスト)、サラマンダー役の高木渉さんがそれぞれ見事な立ち回りを見せている。ぬいぐるみならではの楽しさも多々あり、出演者の方も言及していたようだが、いわゆる2.5次元すら超越した3.5次元ともいえるような新しいジャンルなのかもしれない。そして、観ていると玄田哲章さん(声の出演)が演じるモロクとともに、実際にぬいぐるみが欲しくなってくる。久保先生もツイートなさっていたので、可能ならば是非実現を……。


また、アクタベはん役の松井勇歩さんは怖カッコいいし、さくまさん役の佐當友莉亜さんは実にメガネかわいい。他の出演者もなんともパワフルかつコミカルで、さまざまなギミックも駆使して見事な世界観を作り上げていた。

いわゆるコンプライアンスなどが厳しいご時世であるが、もともとが「アザゼルさん」だけに、いろんなとこから怒られそうな際どいネタも飛び交う。終始、客席からは笑い声が聴こえてきた。


千秋楽の2月26日は、ライブ配信が決定している。12時からの公演は置鮎龍太郎さんが、17時からの公演は高橋広樹さんがベルゼブブを演じるとのこと。是非ご覧になって欲しいところである。

舞台「よんでますよ、アザゼルさん。」
https://www.nelke.co.jp/stage/azazel_stage/[リンク]

関連記事:
https://youtu.be/jvaqrh4fks8[リンク]
[動画レポ]ベテラン声優が操る人形で完全再現!?舞台『よんでますよ、アザゼルさん。』千秋楽配信中!
https://getnews.jp/archives/3386504[リンク]


・舞台「よんでますよ、アザゼルさん。」ダイジェスト

※画像は『Twitter』より
『Twitter』の埋め込み機能を使用し表示しています。ツイートが見れない方はコチラ
https://getnews.jp/archives/3386237[リンク]

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 「2.5次元」を超越した見事な人形劇!? 舞台「よんでますよ、アザゼルさん。」 千秋楽2月26日の公演をライブ配信!
access_time create folderエンタメ

Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

ウェブサイト: http://getnews.jp/archives/author/taka

TwitterID: getnews_Taka

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。