バーガーキングの超巨大チーズバーガー「キング・イエティ ザ ワンパウンダー」食べた結果→誰か社内にヤバいヤツがいる

バーガーキングって公式が“アタオカ”だよね。良い意味でだけど、正直、アタオカと言われても仕方ない部分がある。常に刺激を求めるバーガーキング、ナイフのように尖った攻めのメニューがガンガン発売されるし、だいたいブッ飛んでる(誉め)。

キング・イエティ ザ ワンパウンダー

でもね、バーガーキングがどんなに奇抜なメニューを世に出そうと、ネットではあまり批判、否定、拒絶の声が見られない。それはどうしてか? どんなに奇抜でも「食べればおいしいとわかるから」「求めている人に届いているから」だと思うんだ。

たとえば今回の「キング・イエティ ザ ワンパウンダー」。これ、チーズバーガー好きには絶対食べてほしい、バーガーキングが“良い意味でアタオカ”なのがわかる逸品。

セット価格で2490円

まずね、値段がブッ飛んでる。ハンバーガー単品で2190円。セットで2490円。価格がもう、世間一般のハンバーガー価格から大きくかけ離れてブッ飛んでるよね。

実際に買ってみたら、本当にその値段だった。おれ自分のことアタオカだと思ってるけど、アタオカの俺でも「これはアタオカ価格」だと思ったよ。このときはね。

オーダーすると、さほど待つことなく受け取ることができたキング・イエティ ザ ワンパウンダーセット。

セットのサイドメニューはフライドポテト、飲み物はコカコーラゼロ。

思ったよりデカいキング・イエティ ザ ワンパウンダー。

これ食いきれるのかな。

そしてシールが付いていた。これ「パソコンに貼りなさい」ということかな。貼る。

実際に手に持ってみると、そのデカさがよりリアルに感じられた。

重い、重すぎる!

さっそくバーガーラップを開封すると……。

やっべええええええええええええええええええええええええええ!

チーズがガッツリ豪快にサンドされていて、あまりにもチーズが大量なため、滝のようにチーズが流れ落ちてくる!

まさにチーズ好きのためのチーズバーガー。でも早く食べないとチーズがどんどん流れてヤバイことになる。というか、もうなってる。

とことんチーズ使いまくり

そうか、ゴーダチーズスライス6枚のほか、パルメザンチーズとカマンベールチーズのソースがたっぷりと使われているから、ハンバーガー内に収まり切れず、ジュワーッとチーズがあふれ出てるのか!

その豪快さ、見た目だけじゃあない。味、うめーわ! チーズを使いすぎると「しつこくて味覚が疲れる状態」になりがちなのだが、そんなクドさがいっさいない!

最後まで「最高潮」のまま牽引してくれる魅惑のチーズバーガー

とことん肉、肉、肉、そしてチーズ。このバーガーの良い点は、チーズが「オラ! チーズだぞ! 喜べ」と自己主張しまくってない点。チーズのエリート優等生が大勢集まって上品に肉との協演を楽しませてくれている。だから飽きない。

これは肉とチーズの強烈な旨味を最後まで「最高潮」のまま牽引してくれる魅惑のチーズバーガーだ。

魅惑体験+旨味+満腹度=アタオカ最高

最初はね、バーガーキングってアタオカだと思ったよ。ハンバーガー単品で2190円、セットで2490円、いまの日本のチェーン系ハンバーガー業界のなかでは高いでしょう。2490円あれば焼肉とかしゃぶしゃぶ食べ放題にも行けるよ。

でもこのレベルでウマイのであれば、妥当な金額だわ。魅惑体験+旨味+満腹度、すべて加味すれば安い。だから最初に「たけーな」と思ったのは撤回したい。妥当。

いやでも、バーガーキングがアタオカなのは撤回しちゃいけないな。値段ブチ上げしてでもここまでチーズバーガーの究極を求める企業なんてないでしょ。

誰かバーガーキング社内にヤバイ社員いるよね。「こういうのが食いたいんだよ」を最優先に追求しちゃうステキな思考の持ち主がいるよね。

ほら、高いとみんな買わないじゃん? それわかってるのに2190~2490円はアタオカだよね。それにチーズが滝のように流れ落ちるバーガーなんてアタオカでしょ。だからバーガーキング好きなんだわ。最高。

とりあえず食いなよ

すべてのチーズバーガー好きに届くといいなあ、このキング・イエティ ザ ワンパウンダー。ハフムシャッと食べてみてよ。うまいから。


(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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