はくばく、白米ライクな“新・もち麦”を開発 「白米に混ぜても気付かれない」

穀物食品メーカーのはくばくが、白米のような見た目と食感が楽しめる新ブランド「白米好きのためのもち麦」を開発、3月1日(水)より全国で発売する。価格(税抜き)は300g(50g×6袋)が450円、500gが690円。

▲はくばくプレス発表会資料より抜粋

低糖質ブームに端を発した、ダイエットや健康を気にしてお米を控えるという考え方が定着する一方、大妻女子大学家政学部の青江誠一郎教授によると、炭水化物(糖質と食物繊維)の制限は隠れ肥満や肌荒れ、新たな生活習慣病につながる可能性も指摘されている。米を摂らな過ぎることによる健康への影響を考慮し、適切な糖質マネジメントが求められるという。

肥満の防止、便秘の改善・予防、血糖値の急激な上昇を抑制、コレステロール値の正常化、腸内環境の整備といった優れた機能性が報告されている大麦だが、雑穀の食感が好みに合わないという人も少なくない。

そこで、はくばくは、0.001mm単位で削りを調整することで、もち麦を白米の形に研き上げた「白米好きのためのもち麦」を開発。

約20品種から最も白米になじむもち麦を選定することで、「白米に混ぜても気付かれないもち麦が開発できた」と、雑穀に躊躇する人に向けてハードルを下げる新ブランドの展開をアピールしている。なお、もち麦本来の栄養が損なわれることはなく、おいしさと栄養価値を両立しているという。

多様化する食生活の変化と共に米の消費量が減少するなか、はくばくの長澤重俊社長は、麦を白米のようにおいしく食べてもらいたいという思いと共に「主食改革」を宣言。「白米だけでご飯を食べるのではなく、穀物を混ぜることを当たり前にし、心置きなくおいしいご飯を食べられるようにしていきたい」としている。

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よしだたつき

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PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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