リノベーション物件から月5300円のシェアオフィスまで!引越し欲が湧きまくる『ヴィレッジ不動産』
新刊やマンガはもちろん、エッジの利いた雑貨なども扱っていてサブカル好き御用達のヴィレッジヴァンガードが、「インターネットで僕らが本当に住みたい部屋を探せるようにする」をコンセプトにした物件紹介サイト『ヴィレッジ不動産』をオープン。従来のサービスとは一風変わった物件が集まっているということで、いろいろチェックしてみました。
『ヴィレッジ不動産』では、現在のところ首都圏やヴィレヴァンのお膝元である愛知県を中心に700件以上の物件が登録。まだ数は少ないですが、思わずクリックしたくなるようなステキ画像が並んでいます。
サイト右側には、「リノベーション」「レトロ・ヴィンテージ」「ペットと住みたい」「一軒家に住みたい」「シェアハウス」「住居兼事務所」「見晴らし絶景」が人気のキーワードとして並んでいます。
「リノベーション」では、140件以上ヒット。中には月15万円以上の高級マンションもありますが、都内でも多くは10万円以下。想像よりもお値打ちな物件が多いです。
壁一面の本棚が文系心をくすぐる千駄木のリノベーションマンションは、1Rで賃料が72000円ならば全然アリなレベル。「リノベーション建築やギャラリー探訪、谷中ブックストリート巡り、上野の森の散策など、楽しみ尽きない新生活がはじまりそうです」とヴィレヴァンらしい紹介文も楽しいです。
「ペットと住みたい」と「10万円以下」で絞り込んで見つけたのが、茗荷谷の古民家。「築年数がわからないくらい古い」という平屋建てですが、エアコンも設置済みでトイレも洋式ならば問題なさそう。「四季の移り変わりを、竹格子越しに味わうなんて粋なつくりはもう日本人ならではの感覚です」というのも伊達ではない画像が並んでいます。
とはいえ、家賃はできるだけ抑えたいもの。試しに東京都で5万円以下の物件を探してみると…2件ヒットしました。
しかし…左の物件、「家賃:5300円」!?
クリックしてみると、原宿・キャットストリートそばのキッチンスタジオ&シェアオフィスの物件でした。倉庫として使われていたものを2012年10月にリノベーションし、フードをはじめとする事業者・プロボノのためにスタートしたとのこと。「各種パーティー・ワークショップも開催可能」とあるので、隠れ家的に借りるのもありかも!
このように、掲載されている物件や画像・紹介文などにスタッフのこだわりが随所に感じられ、引越しする気がなくてもだんだん新しい家を探したくなる『ヴィレッジ不動産』。まだ地域に偏りがあるので、今後さらなるサイトの充実に期待したいところです。
ヴィレッジ不動産
http://vv-realestate.com/
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
ウェブサイト: https://note.com/parsleymood
TwitterID: ryofujii_gn
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