最新の家電を買わずに自宅をスマートホーム化。スマホをかざして家電を操作できるNFCタグシール
NFCとは「Near Field Communication」の略で、スマートフォンやカードをかざすだけで通信できる通信規格のことです。おサイフ機能付きスマートフォンや交通系ICカード、クレジットカードなど、さまざまなサービスに利用されています。
そんなNFCの技術を小さなシールに埋め込んだ製品が、サンワサプライ株式会社(以下、サンワサプライ社)が提供する「MM-NFCT1BK」です。
シールにスマホをかざすだけで動作を実行
「MM-NFCT1BK」は、さまざまな情報読み取りや書き込みを設定できるNFCの技術を小さなシールに埋め込んだ製品。アプリの起動・Webページの読み込みなどの動作をあらかじめ登録しておけば、シールにNFC対応のスマートフォンをかざすだけで登録された動作を実行できます。
例えば、ベッドサイドにMM-NFCT1BKを貼ってスマートフォンのアラームをセットすることが可能です。また、BluetoothスピーカーにMM-NFCT1BKを貼り、スマートフォンをかざしてBluetoothをONに切り替え、プレイリストを再生するといった使い方もできます。スマホで家電を操作できるように
スマートフォンとの連携に対応していない古い家電でも、リモコンの赤外線を記憶できる「スマートリモコン」に登録すると、スマートフォンをリモコン代わりにして操作できるようになります。このスマートリモコンの動作をNFCタグに登録すれば、あらゆる家電がNFCタグにかざすだけで操作できるように。最新の家電に買い直さなくても自宅のスマートホーム化を実現できます。
なお、シールは500円玉とほぼ同じ直径2.5cmのコンパクトサイズで、壁面やカーブ面などのさまざまな場所に貼ることが可能です。アプリに動作を登録するだけ
(文・Haruka Isobe)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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