豆乳とは違う!大豆を丸ごと入れたフジッコの「まるごと大豆のヨーグルト」が選ばれる理由とは

豆乳とは違う!大豆を丸ごと入れたフジッコの「まるごと大豆のヨーグルト」が選ばれる理由とは

「フジッコのおま〜めさん♪」のフレーズで有名な、「おまめさん」シリーズをはじめとする煮豆食品や「ふじっ子煮」などの佃煮シリーズを製造・販売するフジッコ株式会社(以下、フジッコ)。

そのフジッコから、大容量タイプで全国展開では業界初となる、大豆を丸ごと使用したヨーグルト「まるごと大豆のヨーグルト」が発売中です。

 

フジッコの新たな大豆摂取の選択肢「まるごと大豆のヨーグルト」発売中

 

まるごと大豆のヨーグルトとは

「まるごと大豆のヨーグルト」は、フジッコが2020年3月に「大豆で作ったヨーグルト」を発売し、2022年3月に商品をリニューアルしたことで現在の「まるごと大豆のヨーグルト」となり、現在展開を行なっている商品。

発売翌年の2021年春にもリニューアルを実施しており、現在進行形で「より美味しく」するために改良・研究が進められているヨーグルトです。

まるごと大豆ヨーグルトは、その名称通り「大豆を丸ごと使っている」という点が最も特徴的な部分。

豆乳にする際に取り除かれている「おから」の部分には、植物性たんぱく質、大豆イソフラボンだけではなく「食物繊維」が豊富に含まれており、豆乳ではこの食物繊維を取り逃がしてしまいます。

まるごと大豆のヨーグルトは、その取り除かれている部分も含めて丸ごと大豆を摂取出来、かつヨーグルトとして手軽に食べることが出来る商品となっているのです。

味はプレーンで大豆の風味を楽しめるものとなっているほか、様々な食べ方が可能なため、愛用者の中には蜂蜜・黒蜜を入れてデザートにしたり、味噌汁・カレー・麻婆豆腐などの料理に入れることで、コクをつけるといった食べ方のバリエーションも可能。

フジッコはまるごと大豆のヨーグルトをさらに広めていき、「大豆を摂る新しい方法」として商品を展開していきたいと説明しています。

 

「もう無理なんじゃないか・・・。」諦めかけた6年の開発期間と苦悩

まるごと大豆のヨーグルトは、なんと6年もの開発期間が掛けられていることをご存知でしょうか。

煮豆・佃煮製品のトップブランドの1つとして半世紀以上もの歴史を誇るフジッコですが、本商品の販売前には独特の粘りが特徴の「カスピ海ヨーグルト」が発売され、人気商品として定着しています。

そのフジッコが6年もの歳月をかけて開発した「まるごと大豆のヨーグルト」の中で最大の難点だったのが、「大豆」と「乳酸菌」の組み合わせにあったのだそう。

「数多くある品種の中から、ヨーグルトに適した品種を選定するのと、その大豆に合う乳酸菌の選定に非常に苦労しました。

また、大豆を粉にして混ぜていますが、それぞれ数十種類ずつの大豆と乳酸菌に、さらに大豆をなめらかな食感にするための工程の掛け合わせも含めると、(試作数は)数百以上と数え切れません。」

と話されたのは、フジッコのヨーグルト・デザート事業部 開発担当を務める森脇鏡后さん。

何度も開発を重ね、開発担当者も何度も代わってきたのだとか。

「商品になるレベルにいかず何年も経っているので、途中で断念しそうになりました。美味しさはもちろん、商品として保存性も両立させなければならず、何度も開発を繰り返して(今回商品化した大豆ヨーグルトは)やっと見つけた1つでした。」

と、開発中のエピソードをコメントされたのは、ヨーグルト・デザート事業部 部長の入道知生さん。

開発者の「必ず世に出せるものを作りたい」という強い想いから開発を継続し、商品化が出来たのだそうです。

「大豆をまるごと入れているため新しい味わいになっており、大豆の味がするヨーグルトに凄くハマってリピートして頂いている方の声も頂きます。

ここからさらに、万人が美味しいと言ってもらえるようなレベルにどう上げるのかというのが、日々の戦いとして残っています。」

とコメント。

発売後も商品の改良を続け、2021年春、2022年春にそれぞれ商品リニューアルを行なっており、現在の状況に満足せず改良を続けるフジッコの熱意が伝わってきます。

今後も商品開発を続けていく上で、入道さんはまるごと大豆のヨーグルトで培った技術や知見を元に、「粉をベースにした色々な食品を作れたらいいなと思います。」とコメント。

続けて、

「たんぱく質がブームになっている今、(植物性タンパク質が豊富な)大豆を日々の食事の中で、自然と楽しんで頂けるシーンを数多く作っていけたらなと思っています。」

と、将来の展望も話されていました。

 

千差万別!アレンジ自在な「おすすめの食べ方」も紹介

開発の裏話を聞いたところで、今回インタビューした担当者の方々に、「イチオシの食べ方」も伺ってみました。

ヨーグルト・デザート事業部で課長を務める小阪英樹さんは、

「色々試したのですが、私は毎日”カスピ海ヨーグルト”と”まるごと大豆のヨーグルト”を、1:2の割合で混ぜて食べていまして、更にちょっと黒蜜を足す時もありますね。

甘味もコクも増しますし、まるごと大豆のヨーグルトに黒蜜を混ぜて和スイーツ風に、そしてカスピ海ヨーグルトを入れることで、少し”西洋の部分”も混ざってきて、本当にオススメします。」

とコメントされました。

朝食にはもってこいの1品となりそうな食べ方です。

入道さんは、

「私のオススメは、塩昆布を入れて、そこにオリーブオイルをサッと掛けると凄く美味しいですよ。これはもうおかずですね。

ヘルシー感があるので、チーズなどの(乳製品)を食べているような罪悪感もなく、さらっといけるのでオススメです。」

と紹介して頂けました。おかずとしてもご飯が進みそうですし、お酒にも合いそうな一品となっています。

森脇さんは、「開発担当として味を毎回みているため、プレーンで食べる感覚が染み付いてしまっているんです。」と開発者特有の癖で、ヨーグルトは殆どプレーンでしか食べないのだそう。

クセになる味わいとなっており、「やっぱこれじゃないと。」とハマってしまう方もいるそうなので、まずアレンジを試す前にまるごと大豆のヨーグルトはプレーンで味わってみてください。

 

これからの「まるごと大豆のヨーグルト」に乞うご期待!

それぞれの担当者の方に、コメントも頂いていますので、ご紹介致します。

入道さん「美味しいものかどうか不安に思っている方が多いと思いますが、クセになってハマってしまうというお声も頂いているんです。なので、騙されたと思ってぜひ3回くらい食べてみてください。」

小阪さん「私は、”風味”を楽しんで欲しいと思います。食べられた方によって感想が全然違うんですが、この商品は”豆の風味”と”乳酸菌の発酵の香り”が組み合わさった商品。この新しい風味を楽しんでもらえればと思います。」

森脇さん「大豆(を入れた商品)って、手に取ったり食べることにハードルがある人もいると思うのですが、ヨーグルトは気軽に挑戦してみようと思える商品だと思います。”え、これ大豆?”と思える品質にこれからも改良していこうと思いますので、乞うご期待ですね!」

 

「まるごと大豆のヨーグルト」詳細

●フジッコ 「まるごと大豆のヨーグルト」

内容量:400g
価格:258円(税抜)
賞味期限:24日(要冷蔵)

 

「畑の肉」「大地の黄金」とも別称され、老若男女問わず日本人にとって馴染み深い食品「大豆」。

「栄養価が高いのは知っているけど、納豆とか苦手・・・。」という方や、「大豆の栄養を摂りたい!」と考えている方は、気軽に食べられる「まるごと大豆のヨーグルト」を一度試してみてはいかがでしょうか。

まるごと大豆のヨーグルト公式WEBサイト:https://www.fujicco.co.jp/daizuyogurt/

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