【衝撃】漫画「ブラックジャック」発禁エピソード2作品が物議 / 特に「快楽の座」は完全封印で無かったことに

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人気漫画「ブラックジャック」の発禁エピソード2作品が、いまだに一部のファンの間で物議をかもし続けている。「植物人間」(41話)と「快楽の座」(58話)だ。どちらも漫画雑誌「週刊チャンピオン」には掲載されたエピソードである。

・完全封印状態
「植物人間」は単行本4巻に掲載されたが、後年の増刷時に削除されて存在しなかったことに。「快楽の座」は単行本にすら収録されていない完全封印状態で、無かったことにされている。現時点でそれらの作品を新書で購入する方法はない。

・発禁「植物人間」の内容
宮崎市に向かって航行中の船が船と激突し、避難する際中に心臓停止になった女性。10分もの間、心臓が停止していたため、脳に血液が送られず、医師は脳死状態と診断。彼女は少年トッペイの母親で、トッペイは脳死状態になった母親の死を受け入れられずにいる。そんなトッペイは医師から「生きてはいる。でも何も考えない、見えない、聞こえない、動くこともない、植物みたいにね」と告げられる。

しかし「脳が少しでも生きていたら」という希望を捨てなかったブラックジャックが、トッペイの希望を尊重して母親の脳とトッペイの脳を繋ぐ手術を実行。トッペイは夢の中で母親と出会い、「あなたに生きていることを伝えたかった」などの会話をするのだった。そしてトッペイはいまの医学では治せないことを悟り、母親を救うべく医師になることを誓うのだった。

・発禁「快楽の座」の内容
スチモシーバという装置を動物の脳に埋め込み、なんでも命令を聞く動物を作る実験をしていた教授。その実験は成功しており、動物の感情すら操作することを可能にしていた。そこにやってきたのは、笑わなくなった少年サブちゃんと母親。教授はブラックジャックの反対意見を無視し、サブちゃんの脳にスチモシーバを埋め込む。

それ以来、サブちゃんは「ククククククク……」と笑顔を見せるようになったものの、母親を襲ったり、刃物を持ち出すなどして暴れるようになる。あまりにも危険な状態になったため、ブラックジャックがスチモシーバを摘出し、サブちゃんは以前のように暗い状態に。ブラックジャックは母親に「勉強を押し付けない」「好きな趣味をさせる」「部屋に閉じ込めない」などの治療法を教えるのだった。

・現代社会に一石を投じる内容
どちらも今では読めないエピソードとなっており、特に「快楽の座」は単行本にすら載っていないので「週刊少年チャンピオン」をオークションで購入するか、国会図書館で読むしかない。ただし、このエピソードが掲載されている「週刊少年チャンピオン」はプレミア価格になっており、数千円から数万円で取引されている。

内容に関しては賛否両論ありそうだが、現代社会に対して一石を投じるものになっているのは確かであり、まさに「ブラックジャック」的なエピソードといえるだろう。ちなみに「指」というエピソードも発禁になっているが、のちに「刻印」というタイトルで内容が改変されて発禁が解かれている。

このほか、単行本未収録作品に、「壁」「落下物」「金、金、金」「不死鳥」「おとずれた思い出」などがある。これらは文庫本版、コンビニコミックなどで読むことが可能だ。

・以下ネットの声

もっと詳しく読む: 漫画「ブラックジャック」の発禁エピソード2作品が物議(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2022/09/30/blackjack-sealed/

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