「逮捕、逮捕!」九段下騒然 怒号と涙の安倍元総理の国葬現場

access_time create folderエンタメ
「逮捕、逮捕!」九段下騒然 怒号と涙の安倍元総理の国葬現場
一人の男性を囲む警察官たち。「逮捕」の声も聞こえた。

27日、安倍晋三元総理の国葬を控えて、山上容疑者を描いた映画「REVOLUTION+1」(足立正生監督)が公開され、ジャーナリスト鈴木エイト氏の著書「自民党の統一教会汚染 追跡3000日」(小学館)が発刊。
「まだ統一教会騒動は続きますかね」と永田町関係者は眉をひそめる。各媒体の世論調査では国民の6割以上が「反対」している安倍元総理の国葬(国葬儀と呼んでいるがここでは国葬とする)。

都内、千代田区に近づくにつれ道路規制は厳しくなり、あちこちで渋滞が起きていた。首都高速の入り口を閉鎖しているので、一般道が混むのは当然。

首都高の各ICは閉鎖。

四谷近くになると長い人の行列が出来ていた。靖国通り沿いの歩道は狭いので、自然とここも渋滞になってしまう。安倍元総理国葬へ一般献花に向かう人々だ。黒い服に身を包み、花束を持っている人も散見される。

半旗の元、一般献花に向かう人々。四谷あたり。

国葬は歓迎されているのか……? 静かな行進だ。

が、靖国神社を過ぎ九段下へ向かうにつれ、メガフォンから聞こえてくる警察官たちの声が耳に入ってきた。

「立ち止まらないでください」「特に点字ブロックの上には立ち止まらないでください」といった内容だ。

そして九段下の交差点が最も、騒然としていた。「国葬反対」というビラを持った人。マイクで「こ・く・そ・う・はんたい!」とリズムをつけて叫ぶ団体。

日本武道館、靖国通り沿いには警察車両の他、フルスモークのマイクロバスが100mあまりの長い縦列駐車を作っていた。武道館前は通禁止の為、道路に飛び出す人を阻止するためだ。マイクロバスを見ると全部「わ」ナンバー。トヨタレンタリース各支店から借りてきたものだった。

道路をふさぐ警護車両。

警護車両にマイクロバス?と疑問に思ったが…。

レンタカーも総動員で国葬に当たる。

すると、一人の男性を警察官5,6人で取り囲んで「逮捕、逮捕!」という声。この声は警察官が発したものか、分からない。ただ映像を見ると混雑した道路に嫌気がさしたのか、近道をしようとした男性を取り押さえていた。それを見た別の男性が「乱暴はしないで下さい!」と抗議をする。確かに近道をしようとしただけなのに大袈裟ではあるが、安倍元総理の警備が手薄だった事が指摘されている警察では、少しの騒ぎでも逮捕もあり得るという事だろう(この男性は注意されそのまま去って行った)。

葬儀とは普通、しめやかに行われるものではないだろうか。これでは送られる安倍元総理が気の毒にさえ思えてくる。岸田総理の判断ミス。そして拙速だったと思う。

道行く人には日本武道館に向かって手を合わせている人。歩きながら涙する人もいた。

日本武道館に向かって手を合わせる人も。

そして、九段下を離れると違う人ごみが。学生やサラリーマンたちだ。

「お祭り、お祭り」(サラリーマン風の男性)

「単位、どうする?」(女子大生と思われる女性たち)

の声が聞こえ、あっという間に日常へと空間は変わっていった。(文・写真@久田将義)

関連記事リンク(外部サイト)

羽生結弦の親密ベッド写真が流出…お相手の女子選手は過去に「黒い疑惑」も
ヤラセの証拠撮った! 日テレ24時間テレビの捏造疑惑 女優・黒木瞳のそばでずっと黙っていた“アイツ”
2020年度女子アナ界(バストの)大型新人!? フジTV・渡邊渚アナがデカいと話題! 「Gか」と推定する人も!

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 「逮捕、逮捕!」九段下騒然 怒号と涙の安倍元総理の国葬現場
access_time create folderエンタメ
local_offer
TABLO

TABLO

TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

ウェブサイト: https://tablo.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。