北の最強コンビニ「セイコーマート」は関東にもある! 北海道との違いは?

access_time create folderエンタメ
北海道で最強のコンビニエンスストアといえば「セイコーマート」である。セイコーマートのファンは全国に多いが、東京や大阪といった都市部に店舗がない。

しかし実は、北海道以外に「茨城県」「埼玉県」に、セイコーマートがある。株式会社セコマのホームページによると、北海道1000店舗以上のほか、茨城県84店舗、埼玉県9店舗を展開する(2022年7月末現在、他のグループ店舗を含む)

IMG_8375

東京から最も近いセイコーマートに足を運んでみた。埼玉県草加市にある。「草加マルエー店」だ。東武伊勢崎線草加駅から徒歩15分ほど。草加駅西口から路線バスで行くこともでき、バスの停留所は店舗の目の前だ。

住宅街の中にあるセイコーマート。駐車場もある。ただ、イートインスペースはなかった。

IMG_8378

店舗の広さは、他のコンビニチェーンとほぼ同じ規模。大きな違いは、セイコーマート名物「ホットシェフ」があることだろう。

北海道内の店舗でも、ホットシェフの有無で大きく違う。北海道同様、「豚丼」「ジンギスカン弁当」「おにぎり」などが売られていた。

IMG_8394

ホットシェフで人気の「フライドチキン」もあった。試しに食べてみたが、北海道の店舗と味は同じ。つまり、とても美味しかった。北海道名物の「ザンキ」も売っていた。

IMG_8379

北海道ならではの「ソフトカツゲン」や「ガラナ」などが売っているのも、セイコーマートらしい。北海道のコンビニをそのまま関東まで持ってきたようだった。

セイコーマートで充実している惣菜も、数日日持ちがするものを中心に売られていた。中には北海道の食材を使っている惣菜も。1人分の量がうれしい。

IMG_8377

セイコーマートのプライベートブランド商品も。価格も、北海道とほぼ同じ。

首都圏に、北海道の食材などを売るショップがいくつかあるが、それらはたいてい現地価格より高い。その点、セイコーマートはほぼ同額なのも良心的だと思った。

IMG_8381

セイコーマートの会員カードももらえ、その場もしくはWEBで入会することができる。カードは北海道と共通とのこと。会員限定価格の商品もあり、入会費などは無料なので、念のため入っておいて損はない。

北海道にあって首都圏のセイコーマートで見かけなかったのは、シュークリームなどの洋菓子商品。日持ちしないからだろうか。また、ソフトカツゲンもミニサイズがなくて残念。パンもやや少ないように感じた。一方で、これも日持ちする冷凍のアイスクリーム、ワインなどはとても充実していた。

「なぜ、茨城と埼玉にだけセイコーマートがあるの?」と思うだろう。これはコンビニ通には有名な話で、昔、茨城県の会社がセイコーマートを関東2県でフランチャイズ展開し、数年後にその会社が経営難になり、セイコーマート本体が引き取る形となった名残である。

わざわざ北海道まで行かずとも、北海道らしい食材や惣菜が手に入るセイコーマートの存在はとてもありがたい。東京から約30分で行けるセイコーマートはわざわざ買いに行く価値があると言える。

セイコーマート

https://www.seicomart.co.jp/

ご当地コンビニでローカルなお土産探し! 【北海道編】 セイコーマート

(Written byトラコ)

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 北の最強コンビニ「セイコーマート」は関東にもある! 北海道との違いは?
access_time create folderエンタメ
local_offer

Nicheee!(ニッチー!)

テレビ番組のリサーチャーによる情報サイト。 テレビ番組におけるネタ探しのプロが蓄積された知識とリサーチノウハウを武器に、芸能、雑学、海外、国内ご当地、動物など多岐に渡るジャンルをテレビ番組リサーチャー目線で発信しています。

ウェブサイト: http://www.nicheee.com/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。