Michelle Zauner(Japanese Breakfast)の回顧録『Hマートで泣きながら(Crying In H Mart)』が日本発売決定

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Michelle Zauner(Japanese Breakfast)の回顧録『Hマートで泣きながら(Crying In H Mart)』が日本発売決定。ニューヨークタイムズ、タイム、エンターテイメントウィークリーなど、10以上のメジャー媒体で2021年のベストブックに。オバマ大統領も推薦。


「Hマート」は、アジアの食材を専門に扱うアメリカのスーパーマーケット。人々が「故郷のかけら」や「自分のかけら」を探しにくるところ。――韓国人の母とアメリカ人の父のあいだに生まれたミシェルは、アイデンティティに揺れる十代のときに音楽活動にのめりこみ、猛反対する母親とは険悪な関係に。それから十年、やっとわだかまりがとけかかったころ、母親の病気が発覚。辛い闘病生活の末に母は亡くなってしまう。喪失感から立ち直れず、途方にくれていた彼女を癒してくれたのは、セラピーでも旅行でもなく――韓国料理だった。


味の記憶は、愛の記憶。

――目頭が熱くなったあと、

おなかが鳴るかもしれません。



『Hマートで泣きながら(Crying In H Mart)』

著者:ミシェル・ザウナー

訳者:雨海弘美
定価:2,200円(税込み)
発売年月日:2022年10月26日
発行:集英社クリエイティブ
http://www.shueisha-cr.co.jp/CGI/book/detail.cgi/2063/


【Japanese Breakfast/ジャパニーズ・ブレックファスト】

Japanese Breakfastは米フィラデルフィア出身、Michelle Zaunerの音楽プロジェクトだ。インディ・ロック・バンド、Little Big Leagueのフロントウーマンとして2枚のアルバムをリリース後、ZaunerはJapanese Breakfastをスタート。2016年にデビュー・アルバム『Psychopomp』をリリース。SlowdiveやMitskiのツアーのオープニングをつとめるなどし、人気を上げていった。2017年にはセカンド・アルバム『Soft Sounds from Another Planet』をリリース。アルバムはPitchforkで8.0/10を獲得する等好評を博し、翌2018年にはCoachellaやBonnaroo等でプレイした。2021年6月にはサード・アルバム『Jubilee』をリリース。アルバムは大絶賛され、同年の年間ベスト・アルバムのリストを総なめ。第64回グラミー賞、主要4部門を含む2部門(Best New Artist、 Best Alternative Music Album)にノミネートされ、フジロックフェスティバル ’22にも出演し好評を博した。また、Zaunerは、2022年初め、TIME誌が毎年発行する『Time100』で2022年に最も影響力のある人物の一人に選ばれ、自身が執筆し高い評価を博した回顧録『Crying In H Mart(邦題:Hマートで泣きながら)』(現在、MGMのOrion Picturesで映画化中)は、New York Timesのベスト・セラー・リストに51週にわたってランクインした。




ミシェル・ザウナーによるソロ・プロジェクト、ジャパニーズ・ブレックファスト、4年振りとなるニュー・アルバムが完成。

幸福と向き合う為のアルバム『ジュビリー』、リリース。
Pitchfork「Best New Track」獲得。Jack Tatum(Wild Nothing)との共作曲、シングル「Be Sweet」収録。


JAPANESE BREAKFAST(ジャパニーズ・ブレックファスト)
『JUBILEE(ジュビリー)』

[CD/国内流通仕様]
(ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ)
その他:世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、ボーナス・トラック「Coffee Hanjan」のダウンロード・カード封入(初回盤のみ)
収録曲目:

1. Paprika

2. Be Sweet

3. Kokomo, IN

4. Slide Tackle

5. Posing in Bondage

6. Sit

7. Savage Good Boy

8. In Hell

9. Tactics

10. Posing for Cars

※ボーナス・トラック「Coffee Hanjan」のダウンロード・カード封入(初回盤のみ)


新しいアルバムを書き始めた瞬間から、Japanese BreakfastのMichelle Zaunerはそれをジュビリーと呼びたい、と思っていた。つまるところ、ジュビリーとは時の経過を祝うものである。鮮やかなテクニカラーな新時代への願いを招き入れる為のフェスティヴァルなのだ。Zaunerの過去2枚のアルバムは、苦悩への対処としての在り方として高い評価を獲得した。『Psychopomp』は彼女の母親が癌の治療を受けた時に書かれ、『Soft Sounds From Another Planet』は彼女が母の死から抱いた悲しみを取り除き、コスモス(秩序、調和のとれた宇宙)を探索するための導管として使われた。そして、新たな10年が始まった今、一見崩壊しつつある我々の世界ではそのリソースが大変不足はしているが、Japanese Breakfastは幸福と向き合う準備ができたのだ。『Jubilee』を聴けば、Michelle Zaunerはこれまでで最も大胆なアイデアと歌を受け入れていることに気づく。Bjorkの『Homogenic』等にインスパイアされたこの作品で、大きいこと(ビッグネス)を伝える。大きいアイデア、大きい質感、色、サウンド、そしてフィーリング。そして全てが極端に感じられた時、『Jubilee』は最大限の喜び、イマジネーション、爽快感の光景を示す。「感じるために戦うことについてのレコード。私は純粋なものを再体験したかった。創造の純粋な喜び・・・。曲は、若い時の楽観主義を思い出し、それを成人期に適用することについてのもの。より良い人になる為、難しい選択をし、恥ずべき出来心と戦い、コミットメントを尊重し、絶え間ない闘争へと立ち向かうことについて歌っている」とMichelle Zaunerは語る。『Jubilee』を通して、本当の物語を語る為、Zaunerは自身の人生を各曲の宇宙へと注ぎ込む。そしてそれらの宇宙に順を追って詳細を記入できるようにする。喜び、変化、進化。これらの事はリアル・タイムで、本当の努力を持って行われる。Japanese Breakfastがここに存在するのはその為だ。


href=”http://bignothing.net/japanesebreakfast.html”>http://bignothing.net/japanesebreakfast.html

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