新大学生・新社会人に向けた認知施策(2/2)――マイナビ学生の窓口×みんなの銀行

デジタルバンク「みんなの銀行」では、『マイナビ学生の窓口』(以下、学窓)とタイアップし、新大学生・新社会人の皆さんに向けて、銀行サービスを訴求する取組みを行いました。前編に引き続き後編では、マーケティンググループの枝川とマイナビ学窓事業部の川本 奈々さんがどのようにコンテンツを制作していったかを振り返っていきます。
※この記事はオウンドメディア『みんなの銀行 公式note』からの転載です。

登場する人物
■ マイナビ学生の窓口事業部 川本 奈々
■ みんなの銀行マーケティンググループ 枝川 峻太朗

新生活へのワクワク感を、ボックス機能で応援する

川本 今回の施策のメインの対象としている大学生は、自分の好きなものは「好き!」と強く推していく特徴を持つ世代です。学窓では普段から大学生とコミュニケーションをとっていますので、彼らにみんなの銀行アプリのデザインやイラストを見てもらい、軽くヒアリングしてみたのですが、見た瞬間に「可愛い!!」という声や、ボックス機能に対して「これいいな。早く知りたかった―!」という声がポンポンと返ってきて。私も「あ、この感覚を信じよう。」って思えました。

自分自身のことを思い出しても、新生活って夢や目標があってワクワクしていましたから、それを応援、サポートしてくれる存在があるというのは、すごく素敵に思えます。

「ボックス機能の利用イメージ」が持てるコンテンツって?

川本 大学生によりスケールしていくためには、ボックス機能の認知が必要です。学窓で「ワクワク感×ボックス」の切り口で記事を用意し、理解をしっかり促していくのが良いのでは、と大枠の座組が固まっていきましたね。

枝川 特にボックス機能は、記事で「利用イメージ」をしっかり持ってもらえないと、そもそもみんなの銀行を使ってみたいと思ってもらえないですよね。学窓さんの記事で、大学生に「ボックス機能の利用イメージ」を持ってもらうには、コンテンツはどうすれば良いのか……。と、コンテンツを考えるフェーズに入っていきましたよね。

大学生には「座談会」や「アンケート」の記事が好評!

枝川 ところで学窓さんでは、他社企業さまとのタイアップ記事も多いと思いますが、どういう企画に人気が集まっていますか?

川本 企業さまのタイアップ記事では、やはり座談会やアンケートの記事に人気が集まる傾向がありますね。新大学生や新社会人にとって、入学や入社というのは初めての体験。「これはどうしたらいいんだろう? みんなはどうしてるのだろう?」という瞬間も増えますよね。

そんな風に迷ったり、困ったりしている人も多いので、実際、学窓のアンケートの記事では「他の人はこういう選択してるよ。」とか「こういう悩み、みんなあるんだよ。」ということをグラフで可視化してお届けするようにしているんです。座談会やアンケートの記事は、「あ、私の悩みって、みんなが思っていたことと同じだったんだ。」という安心感を覚えられるので、ご好評いただいているのではないかなと考えています。

枝川 なるほど。なかなか人に聞きにくい「お金のこと」となると、ますます座談会やアンケートの記事を参考にしたいと思うのは、自然な流れかもしれませんね。

川本 そうですね。新生活のタイミングで「お金を上手に管理しないと」と思いつつも、誰にも聞けずにお金と向き合うことをやめてしまう、そのままにしてしまう大学生も多いのではないでしょうか。座談会やアンケートの記事では「みんなはお金とこんな風に向きあっているんだよ。」というメッセージを伝えて、彼らの気持ちにも寄り添っていけると思います。

読者視点を持った現役大学生を起用

枝川 今回のタイアップでは、座談会とアンケートをミックスしたコンテンツを制作することに決まり、現役大学生の方に登場いただくことになりましたよね。

川本 学窓の座談会では現役大学生を起用することが多いです。読者の年齢と近い視点から、サービスについてお話してもらえるので、読者にとってもリアリティがあるからです。

大学生は、友達の口コミだったり、少し年上の先輩の就活経験談だったりを強く意識しています。例えば座談会で、自分の現実からかけ離れたライフスタイルの人が登場したのでは、「それは私と生活スタイル違うし……。」と受け入れてもらえなくなりますから、読者の温度感に合わせてメッセージを伝えていくのは大事だと考えています。

コンセプトは「楽しくお金を管理して、目標に近づいていこう!」

枝川 「楽しくお金を管理して、目標に近づいていこう!」をコンセプトに、みんなの銀行の座談会には、大学2年生から4年生までの4名の方にご登場いただきました。新生活を前に、皆さんそれぞれに欲しいもの、やりたいことがあって、私もそばでお話を聞いているだけでワクワクした気持ちになりました! この記事をご覧の皆さんにも、ぜひ学窓さんで公開中の座談会の記事をご覧いただけると嬉しいです。

川本 今回は、大学生の皆さんにまず新生活でかなえたいことをお話してもらい、それから事前に調査したお金に関するアンケート結果を示しながら、実際に「貯蓄の方法」や「お金があったら何がしたい?」ということを具体的にお話してもらいました。

枝川 その流れから、大学生の皆さんがボックスのパネルに「目的(欲しいもの)」「目標の貯金額」を手書きで入れてくれて。それぞれのボックスの具体的な利用シーンがイメージできて、とてもリアリティがありました。そして最後は、思い出に残っているお金の使い方を話してもらいました。

川本 大学生の皆さんが、お金やボックス機能について「私はこう!」「私だったらこう使う!」とどんどん意見を出してくださったので、私もとても参考になりました。友だちと会話しているような、自然な雰囲気が出ていましたね。

枝川 私も多くの発見がありました。コロナで移動が制限される中ではありますが、大学生には「モノを買いたい」「旅行へ行きたい」という意欲がしっかりあって、そのために貯金することも忘れていません。

川本 実は私の隠れた思いとして、「みんなの銀行さんに、大学生とリアルにお話していただきたい!」というのがありました(笑)。結果として、大学生、みんなの銀行さん、学窓が一緒になって「ボックスの使い方」を考えていくことができて、とても嬉しかったです。

枝川 座談会当日までちょっと心配もあったのですが(笑)、大学生の皆さんはみんなの銀行アプリをしっかり使い倒してくれていて。ボックス機能についても、「目標金額への達成率が%表記されるのでモチベーションが上がる」「使いこなすほどにQOLがアップする」など、普段から使っていないと出てこないような意見を聞くことができたのは、本当にありがたかったです!

川本 学窓が運営するラボには、「自分は将来こうなりたい。」「社会経験を積んでいきたい。」という強い思いを持った大学生が参加してくれているんです。今回の座談会に登場された大学生も「旅行に行って経験を増やしたい!」とか「自分のやりたい仕事・起業に向けて学生時代から挑戦していきたい!」という熱い気持ちを持った人ばかり。もしかしたら、そういうものが自然とボックスの使い方にも個性として反映されていたのかもしれませんね。

枝川 学窓さんの記事で紹介された内容以外にも、実は大学生の皆さんとたくさん会話させていただき、リアルな声を聞くことができたのは本当に良かったです。

おわりに

川本 今回のタイアップでは、「楽しくお金を管理して、目標に近づいていこう!」というコンセプトのもと、新大学生・新社会人に向けた認知施策を実施しました。これをきっかけに、新大学生や新社会人の皆さんが、みんなの銀行さんとつながっていくことを願っています。

枝川 この記事が一人でも多くの大学生の目に留まって、みんなの銀行の存在が少しでも大学生の応援につながれば嬉しいですね。川本さん、ありがとうございました!

川本 ありがとうございました!

(執筆者: みんなの銀行)

  1. HOME
  2. 政治・経済・社会
  3. 新大学生・新社会人に向けた認知施策(2/2)――マイナビ学生の窓口×みんなの銀行
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。