ワイヤレスヘッドホン「1MORE SonoFlow」レビュー ANC機能搭載でLDACとマルチポイント接続にも対応して価格は1万3990円
1MORE INTERNATIONALが9月15日に発売したワイヤレスヘッドホン「1MORE SonoFlow」のレビューをお届けします。定価1万3990円(税込)と手ごろな価格ながら、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能やハイレゾ音源の再生にも対応する製品です。
同社が「QuietMax」と呼ぶ技術を採用したANC機能を搭載するワイヤレスヘッドホン。本体右耳の「NC」ボタンを押すと「ANCオン」「パススルー」「ANCオフ」のモードに切り替えられます。同じく右耳に音量調節とイヤホンジャック、電源ボタンを搭載。有線で使う場合はANC機能が利用できず、音量は接続したデバイス側で調整が必要になる仕様です。
本体左耳にはUSB Type-Cポートを搭載します。充電時間は約80分で、フル充電の状態でANCがオンで約50時間、ANCオフで約70時間の使用が可能。
本体重量は250g。長時間装着していても疲れにくい軽さです。
赤いインナーイヤーパッドはデザイン上のアクセントに。「L」「R」の文字がプリントされているので、手にとってすぐに左右を確認できるのがうれしいところです。
耳に直接当たるイヤーパッドが柔らかく、本体が軽量なことから装着感は上々。ANCは強すぎず、音を遮断するというより、周囲のノイズを減らして音楽に集中できる環境を作る効果をもたらしています。40mmのDLC製ドライバーは中音域に強く、ボーカルが素直に届くクセのないチューニングに仕上がっています。パススルーモードにすると外音を取り込めるのですが、人の声をより聞こえやすくするように調整されている印象です。
対応コーデックはSBC、AACに加えて、LDACのハイレゾワイヤレスに対応。専用アプリ「1MORE MUSIC APP」をインストールしたLDAC対応スマートフォンとペアリングして、アプリ上で「LDAC」をオンに切り替えると利用可能になります。
「Amazon Music」の高音質ストリーミングを試してみたところ、24bit/96HzのUltra HD音質の音源が再生できることが確認できました。ANCをオンにすれば、没入感のある高音質な音楽が楽しめます。
2台のデバイスにワイヤレス接続するマルチポイント接続にも対応。アプリ上の「実験的機能」のメニューからオンに設定できます。PCとスマホに同時につないでおいて、ビデオ会議に参加したり、電話がかかってきたら通話できるのが便利。リモートワークにも活躍します。
Amazonの1MORE公式ストアと1MORE楽天市場店では、10月18日まで発売記念セールとして3000円の割引クーポンを配布中です。
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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