HTC4年ぶりの日本向けスマホはVRヘッドセット「VIVE Flow」との親和性が売りの「Desire 22 pro」 10月1日に6万4900円で発売へ
HTC NIPPONは9月1日、日本では4年ぶりの発売となるスマートフォンの新機種「HTC Desire 22 pro」を発表しました。同日から予約受付を開始し、10月1日に発売します。メーカー希望小売価格は6万4900円(税込)。
“自分時間”を進化させるデバイスとして、同社のメガネ型VRヘッドセット「VIVE Flow」と組み合わせて使う親和性の高さを大きな特徴として打ち出しています。
VIVE Flowは重量189gと軽量・小型ですが、モバイルバッテリーなど外部からの電源供給が必要。Desire 22 proはVIVE FlowとUSBケーブルで接続することによりVIVE Flowに電源を供給でき、スマホとヘッドセットだけ持ち歩いて、外出先でも手軽にVRコンテンツや映像コンテンツを楽しむことができます。Desire 22 proはミラキャストとコピーガード技術のHDCPに対応。これにより、VIVE FlowでNetflixやAmazon Prime Videoといったコピーガード対応のストリーミング映像を視聴できます。
発表会場ではVIVE Flowと接続して、Desire 22 proをコントローラーにしてVR空間を楽しむゲームやアート体験、HTCのメタバース「VIVERSE World」内に用意された謎解きコンテンツなどを体験することができました。USBケーブルで接続して、実際にDesire 22 proからVIVE Flowに給電しながら利用できることも確認しています。
VIVERSEへのショートカットやアバター再生アプリといったメタバース関連アプリの他、暗号資産を管理できるアプリ「VIVE Wallet」をプリインストール。NFTの買い物ができる「VIVE Market」を提供し、VIVERSE上のデジタルアセットを購入したりトレードすることができます。
OSはAndroid 12。CPUにSnapdragon 695 5G、8GBメモリーと128GBストレージを搭載します。ディスプレイは6.6インチで解像度は2412×1080ピクセル、リフレッシュレートは120Hz。IP67の防水・防塵、おサイフケータイに対応します。
バッテリー容量は4520mAh。18Wの急速充電と15Wのワイヤレス充電に対応する他、VIVE Flowなどへの給電、ワイヤレスのリバース充電に対応します。
カメラは6400万画素のメインカメラ、1300万画素のウルトラワイドカメラ、500万画素の深度センサーの構成。インカメラは3200万画素。AIによるシーン認識や夜景モードなど、充実したカメラ機能が利用できます。
ミリ派を除く5G、LTE、3Gで主要キャリアの周波数帯域に対応します。デュアルSIMにも対応。
本体カラーはダークオーク、チェリーブロッサム、日本限定のサルサ・レッドの3色をラインアップ。サルサ・レッドのみ発売日は10月末を予定しています。
メーカー希望小売価格は6万4900円(税込)。VIVE Flowとのセットを11万4900円(税込)で販売します。いずれもHTCのウェブサイトで予約受付中。購入者には数量限定で、VIVERSEで利用できるマイルームPodをプレゼントするキャンペーンを実施します。
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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