『ザ・マスクド・シンガー』パネリスト・Perfumeインタビュー「あの熱意が私に勘違いをさせるんです!」大泉洋への感謝も
マスクで正体を隠した有名人が実力勝負のパフォーマンスに挑み、出演者や 視聴者がその正体を推理する新発想のエンターテインメント番組『ザ・マスクド・シンガー』。現在シーズン2がPrime Videoにて独占配信中です。
本作でシーズン1に引き続き、パネリストを務めているPerfumeの3人。アーティストとして、マスクドシンガーのパフォーマンスに感じたこと、他のパネリストの方々との交流などお話を伺いました!
――まずは、シーズン2に引き続きパネリストとして登場することになったお気持ちを教えてください!
あ〜ちゃん:めちゃめちゃ嬉しかったです!シーズン2も(大泉)洋ちゃんがMCするんだ〜!という喜びと、そしてパネリストにまたPerfumeを指名してくださって嬉しい〜!とすぐ(パネリストへの)出演を決めさせていただきました。テーマソングも「ポリゴンウェイヴ」をまた使っていただけるということで嬉しいことばかりでした。
のっち:すごく嬉しかったです。シーズン1はパフォーマンスを見るのも、推理するのも楽しかったので。また視聴者の皆さんより先にマスクドシンガーの正体を知れることも嬉しいです(笑)。1ヶ月ほどかけて収録するのですが、その時期は寝ても覚めてもマスクドシンガーの正体についてばかり考えてしまうので。
かしゆか:普段出ている番組をチェックしてないような友達からもあれって誰なの?! 教えて!って聞かれるほど反響が凄かったです!まさかシーズン2も続投させてもらえると思わず驚きました!
――「大泉さんとの共演が嬉しい」とおっしゃっていましたが、『ザ・マスクド・シンガー』での大泉さんは華やかな衣装でド派手に登場されているシーンがありますよね!
のっち:最初はちょっと照れちゃうかなと思う部分もあったのですが、やっぱりスタイルも素晴らしいし、“スター”なんですよね!
あ〜ちゃん:今回もポップアップで登場していて、あれはスターしかできない!マイクパフォーマンスしている洋ちゃんは面白いですね。好きです。今回踊るシーンがあって、(大泉さんが)「ダンスが全然出来ないから、教えて」といって、めちゃくちゃ研究されていました。
――そんなシーンも楽しみにしています!シーズン1では3人らしい珍回答も話題になりましたね。
あ〜ちゃん:信じられないほどの勘違いの数々をしてしまい、本当にお恥ずかしい限りというか…。「オンエアされないでほしい!」ってずっと思っていたんですよ(笑)。シンガーたちの本気のパフォーマンスが、パネリストも本気にさせるんですよね。あの熱意が私に勘違いをさせたんです! あと、テレビで観たら分かりやすいなと思ったんです。生音で、外音で(ヘッドフォンなどは使わず)聞いていると本当に難しいんです。これは言い訳ですけどね(笑)。
のっち:生で観てる分、まずは歌とパフォーマンスの迫力に圧倒されて、「あ、推理しなきゃなんだ!」ってタイムラグがあるので…。これも言い訳ですけどね(笑)。
かしゆか:一度信じるとその声にしか聞こえないという思い込みには反省ですね(笑)。
あ〜ちゃん:楽屋でも3人で一生しゃべっていました!あーでもない、こーでもないと!
――シーズン2での推理の調子はいかがでしたか?
のっち:それぞれ当ててはいたよね?
あ〜ちゃん:当ててたっけ?当ててたか!でも3人で満場一致はなかった気がします。本当に難しいです。
かしゆか:分析力が高まっていると信じてヒントVTRも細かく見落とさない様に隅々までチェックしてました!でもそこは番組スタッフさんも経験者なので何枚も上手で振り回されました(笑)
――新しいパネリストの方も増えましたが、推理やコメントが印象に残っている方はいますか?
のっち:(滝沢)カレンちゃんはとにかくぶっ飛んでいましたね!わけわからない事を言っているわけじゃなくて、カレンちゃんにはカレンちゃんなりの信念があって、筋が通っている感じもして。
あ〜ちゃん:小林幸子さんが面白かったです。すごく一生懸命推理しているのですが、周りの意見に影響されやすくて。休憩中に「あの人じゃないかしら?」って言っていたのが、他の人の意見を聞いたら「やっぱりこの人かも…」ってどんどん変わっていく。柔軟な方なんだなあと思いました。自分の意見に固執するんじゃなくて、その時の感覚で生きていらっしゃって魅力的だなと思いました。お衣装も素敵です!
あと、MIYAVIさんが本当に面白いです。今回も他のパネリストとは別の視点で推理されていて面白かったです(笑)。
――マスクドシンガーのパフォーマンスを見ていて、すごいなと思う部分はどんな所ですか?どういう部分に注目していますか?
あ〜ちゃん:マスクをしていなくても自分の立ち位置、移動した時のポジションを覚えて、振り付けの中でやっていくのってすごく難しいんですよ。20年やっていても、時々3人がずれてしまう事ってあるので。マスクをして視界が狭い状態で、自分の歩幅を頼りにポジションを覚えていたりして、素晴らしいなと感動しました!普段ミュージシャンじゃない方がやるのはさらに大変だと思うのですが、シーズン2の方々はそんな事を感じさせないパフォーマンスを見せてくれたので、たくさんの鍛錬、練習の賜物なのだなあと尊敬します。
かしゆか:顔が見えなくても伝えたい想いって気持ちの大きさで伝わるんだなぁと思いますし、他の道でプロを極めてる方々の努力を目の当たりにすると、自分ももっと頑張ろうと思えます!
のっち:私はステージ慣れしているかしてないか、という部分から見ちゃいます。歌手なのか歌手じゃないのか、ステージ慣れしているかしていないか?そこから「この人はきっとアイドルで、ルーツはここにあるのかな?」とかそういう所を見て推理していました。全く当たらなかったですけど!
あ〜ちゃん:(笑)。
――パフォーマーは異業種からも参加していますが、もしPerfumeが歌ではないことにチャレンジするとしたら?
かしゆか:他に何もやって来なかったので何も出来なさそうです…(笑)。 森三中さんくらいゆるいほのぼのしたYouTubeを三人の日常の延長みたいな感じでやってみたい気持ちはあります。
のっち:今回「ヒーロー」さんの殺陣がすごくカッコ良かったので、殺陣は楽しそうだなと思います。
あ〜ちゃん:ジャニーズさんがよくやられている、ローラースケート、ローラーブレードをやってみたいですね!めっちゃカッコ良くないですか?あれでアリーナを走れたら楽しそう。ヒールにつけてくれないかな?(笑)
――皆さんが、もしマスクドシンガー側に出演するとしたら、どんなコスチュームや曲を選びたいですか?
のっち:私はいつもショートパンツで脚を出しているボーイッシュな格好が多いので、今回でいう「クレープ」さんみたいなふりふり系でいくか、「ツインスター」さんみたいに全く人間の部分を見せないでいくかって感じですね。ぶりっ子しようかなと思います。曲は、のっちという事を隠すのであれば、あやや(松浦亜弥)の『ね〜え?』を歌います!
あ〜ちゃん:シーズン2は、邦楽だけではなくて洋楽もOKになって、余計に難しくなったんです。だから楽曲を選ぶ幅も広がったのですが、私はaikoさんが大好きなので、6曲全部aikoさんにしたいですね。赤を基調とした古着で攻め込んでいきたいですね、マーチンを履いて、ピアスもたくさんつけて、飼っているわんちゃんを肩のあたりにのせて…!
かしゆか:私が出るとしたら猫と人魚の間みたいなキャラクターがいいですかね。猫好きとダイビング好きという事で。
――ぜひスピンオフで観たいです!
あ〜ちゃん:私たちのエフェクトがかかっていない声って案外聴いたことないかもしれないから、意外と難しいかもしれん!
――今日は楽しいお話をありがとうございました!最後まで配信を見れることを楽しみにしています。
かしゆか:出演しているマスクドシンガー達のレベルが格段にあがってます!歌が変幻自在でうますぎて誰かわからない!って方も何人もいらっしゃいました!観ていてとっても楽しい内容になっていますが、ヒントのレベルも上がっていて若干振り回されたり…(笑)。回を追う事に夢中になっていく事間違いないのでぜひ一緒に推理を楽しんでください!
『ザ・マスクド・シンガー』シーズン2
Prime Videoにて独占配信中
話数: 本編9話
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