若い女性に多い抜毛症!知っておきたい対応方法とは?
ダメだとわかっていても髪を抜いてしまう強迫症に非常に近い強烈な衝動(クセ)、あなたの周りでもずぅ~っと髪を引っ張っている人、ブチブチと引きちぎっている人不自然にハゲた部分のある人を見かけた事があるかもしれません。それこそが抜毛症(ばつもうしょう)と言います。特に10代女性に多く存在し、日本全国に250~300万人もいると言われています。学校に例えると各教室に1~2名くらいはいる感じです。新型コロナウィルスの世界的まん延によりその数は今も尚増加していると思います。
抜毛症は20歳未満女性が46.7%を占めています。抜毛症になる理由はそれぞれ異なりますが、本来であればお洒落盛りの時期に抜毛部を隠すために、周りに知られないように怯えながら過ごしている方が非常に多くここから負のスパイラルに落ちてしまうケースが少なくないのです。抜毛によりハゲた部分や薄くなった部分を隠すために不自然な髪形でごまかしたり、髪をくくるしかなく普通に髪を下すことが出来なくなったり、中には隠す事さえできないくらい抜毛部が広範囲にわたる場合もあります。
このような状態では日常生活にまで支障をきたすようになります。学校でイジメにあったり人目を避けるようになったりするだけでなく、結果的にうつや不登校、引きこもりに発展してしまう事例が後を絶ちません。ここで一番重要な事は当然根本的な抜毛症の改善が必要になるのですが、それと同時進行でこのような状況下であってもお洒落が楽しめるようにすることで先ずは心の安定を図ることが重要となります。
一般社団法人日本抜毛症改善協会では述べにして5000人以上の抜毛症に対応してきたことで抜毛部位のリカバリーの為のテクニカルマニュアルを確立し、全国11都市の抜毛症改善カウンセラー®に伝えています。
抜毛部分のリカバリー方法
①抜毛部が小さい範囲の場合は毛流を利用したヘアデザインで抜毛部位をリカバリーします。
②抜毛部が広範囲の場合は髪のまとめ方やくくる位置を工夫する事でリカバリーします。
③ヘアデザインやテクニックを使っても隠せない場合はウィッグを使用してリカバリーします。
コツとしては出来る限り不自然にならないようにするためにウィッグは最小限小さなサイズを使用する事が重要。協会ではオリジナルの人毛100%ウィッグをSMLと3サイズ用意することっで子供から大人まで対応しています。他にもヘアーバンドやターバン、ヘッドスカーフ等を使った様々なカバーテクニックはございますが、文字数の関係で割愛致します。先ずはヘアデザインにより、見た目を出来るだけ自然に見えるようにすることでイジメを防止したり、周りの視線が気にならなくなることで落ち着いた日常生活を取り戻す事が出来るようになります。
抜毛症改善カウンセリング全体の流れ
1.抜毛症改善カウンセリング専用のシステムを使って抜毛症に紐づいている感情や家庭環境等をヒアリングして見える化します。
2.見える化された状況からどのようにそれが抜毛衝動に結び付き、結果的に抜毛してしまうのか?それはどのようなクセや行為と似ているのか具体的な類似事例から仕組みを理解してもらいます。また必ずそれは二段階の行動を経て抜毛につながっていることを理解してもらいます。(ほとんどのケースで、明確に抜毛症になってしまった原因を理解している人はいないので、原因を見える化する事はとても重要です)
3.仕組みを理解できることでやめたいのにやめられなかったおおよその理由を知ることができます。この理由を導き出すために1200名以上のヒアリングデータを元に抜毛部位と紐づいている感情を分析することから生まれた抜毛部位別メンタル分析®を使ってどのような感情の時に、どの部位に手が誘導されて抜いてしまうのか、抜かされてしまうのか?自覚と理解を促します。
4.自覚と理解ができることで具体的な改善方法を個別具体的に提供します。改善方法としては、薬物療法は行なわず認知行動療法を主に活用します。認知行動療法といっても通常の行動療法ではほとんど効果がないことが統計で出ておりますので、本人が最も関心や興味を示す物や行動を活用して二段階方式の認知行動療法を行います。
5.行動療法はあくまでも意識領域でのみ行うことができるため、無意識領域および無意識領域と意識領域間での物理療法も併せて行うことで意識領域下における行動療法へ引き戻し、それぞれ個別に話し合い取り決めた行動療法に取り組む事で改善率を高めます。
6.これに加えて「ヘアデザインのリカバリー方法」で説明したように、同時進行で抜毛症の方の見た目を抜毛部位の状態に応じてリカバリーするためのテクニカルマニュアルを使用して改善状況に応じたヘアデザインの支援を行うことでモチベーションが上がりさらに改善率が高まります。(ウィッグ・ヘッドスカーフ等のヘアアクセサリー類・カット、パーマ等の技術すべて含む)
様々な改善事例を実際の画像を共有しながらYouTubeチャンネルでも公開しておりますので詳しくは協会オフィシャルホームページからご覧いただければ幸いです。
オフィシャルホームページ:https://tricho.jp/
オフィシャルYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/ksmadamhiro
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