「一筋縄ではいかない」とはどんな意味?そもそも「一筋縄」とはなんのこと?

簡単にいかないことを表現する言葉のひとつ「一筋縄ではいかない」。
この言葉は、通常のやり方ではうまくいかないということをあらわす言葉となっています。
しかし、それがなぜ「一筋縄」なのでしょうか?
ここでは、この「一筋縄ではいかない」という言葉について、その意味や用い方について見ていきましょう。
「一筋縄」とは
まずは、「一筋縄ではいかない」の一筋縄がなんのことなのかと言うのを見ていきましょう。
「一筋縄」の意味
「一筋縄」とは、1本の縄のことです。
それが転じて、一般的なやり方という意味で用いられる用になりました。
月並みでありふれた手順・行動・進め方を指します。
当たり前の手段や方法の揶揄ということになります。
「一筋縄ではいかない」とは

では「一筋縄ではいかない」とはどのような言葉なのかを見ていきましょう。
「一筋縄ではいかない」の意味
「一筋縄ではいかない」とは普通のやり方では、思い通りにならない、解決することができないことを例えた言葉です。
定石通りの方法を試したところでは、どうにもならないことをあらわす際に用いられます。
物事がうまくいかないことに対して使用されることも多くなっています
「一筋縄ではいかない」の用い方・例文
「一筋縄ではいかない」は、ありきたりな方法では対応できないという時に使います。
例えば、困難なことが立ち塞がっている際です。
今までの常識が通用しない問題に直面している状況を指して使用されます。
「この仕事は一筋縄ではいかない」という場合は、説得するのが難しい人が関わっていたり、ネックとなっている問題点があるといったことから簡単には終わらせることができない仕事だという状況をあらわしています。
人物に対しても用いられる「一筋縄ではいかない」

「一筋縄ではいかない」は、物事に対して使用される言葉ですが、人物に対しても使用されることがあります。
「一筋縄ではいかない」と評されるのはこんな人
人物に対して「一筋縄ではいかない」を用いる際、その対象となるのは、どのように対処して良いのかわからない人物やクセの強い人物などが対象となります。
例えば、人の話を素直に信じない人や思考が歪んでいる人、偏屈な人や頑固な人、気難しい人などに対して使用されます。
接するのが難しい、コニュニケーションを取りにくい人に対して「一筋縄ではいかない人だ」などと表現するわけです。
まとめ
「一筋縄ではいかない」は、従来や方法や一般的な方法ではうまくいかないことの例えです。
「一筋縄」自体が通常のやり方などをあらわす言葉となっています。
こちらは物事に対して使用されることが多いです。
しかし、どの様に対処したらいいのか判断が難しい人物に対して用いられることもあります。
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