ソニー、薄型・世界最軽量のモバイルノート『VAIO Xシリーズ』など秋モデル発売へ

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ソニーは、『Windows7』を搭載した『VAIO』の秋モデルとして、ノートパソコン(PC)9シリーズ、ボードPC2シリーズのラインナップを10月22日より発売します。今回、『VAIOシリーズ』には、薄型・世界最軽量のモバイルノート『Xシリーズ』を新たに追加するほか、24型ワイド画面を搭載したボードPC『Lシリーズ』、デザインを一新したホームノートPC『Cシリーズ』が投入されました。

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『Xシリーズ』は、わずか13.9mmの薄型、約655gの世界最軽量(10型以上の液晶ディスプレイ搭載ノートPCとして、リチャージャブルバッテリーパックS装着時)モデル。薄型・軽量のフルフラットボディは、新開発のハイブリッドカーボンの天板や特殊成形のアルミパームレストなどで構成され、約150kgfの平面加圧に耐える強さをそなえています。

また、新開発の薄型リチウムイオンポリマーバッテリーを採用しており、最長で約20.5時間のバッテリー駆動も実現。本体には、LAN端子、外部ディスプレー出力端子を装備するとともに、無線LAN、無線WAN(NTTドコモと回線契約が必要)、WiMAX(VAIOオーナーメードモデルで選択)なども内蔵し、モビリティと機能性を両立させました。

店頭販売モデル(標準仕様)では、11.1型ワイドディスプレー(1366×768)を搭載、2GBメモリー、約64GBのSSDを搭載しています。タッチパッドは指先だけでスクロールやズームができるジェスチャー対応です。カラーは、プレミアムカーボン、ゴールド、ブラックの3色ですが、ブラック以外はVAIOオーナーメードでのみ選択可能になります。価格はオープンですが、標準仕様の市場推定価格は11万~13万円前後です。

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ホームノートPC『Cシリーズ』は、光沢あるコンパクトボディでピンク、ホワイト、レッド、ブラック、ブルー(ブラックとブルーはVAIOオーナーメードで選択可能)の5色をラインナップ。本体内側のパームレストには、同系統のカラーによるグラデーションを採用しています。

全モデルに高速グラフィックアクセラレーターを搭載しており、ハイビジョン映像やゲームなどの映像をなめらかに表示します。アスペクト比16:9の14型ワイド液晶と、ハイビジョンコンテンツを高画質のまま大画面のテレビに出力できるHDMI出力端子を搭載し、パソコンとテレビの両方で映像を楽しむことができます。

標準仕様の『VPCCW1 9FJ/W』にはブルーレイディスクドライブを搭載。デジタルハイビジョンカメラなどで撮影した動画や写真を、ブルーレイディスクにそのまま保存できるほか、ブルーレイディスクプレーヤーとして使用することも可能です。

サイズはW341.3×H27.5(最薄部)×D233.1mm、重さ2.4kg(バッテリーパック装着時)、バッテリー駆動時間は約3時間(付属バッテリーパック使用時)。価格はオープンですが、標準仕様の市場推定価格は15万円~17万円前後です。

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ボードPC『Lシリーズ』は、24型ワイド画面の16:9フルHD液晶(1920×1080)を搭載し、ハイビジョンテレビそしてブルーレイディスクレコーダーとしても使える新感覚のパソコンです。地上・BS・110度CSデジタル放送に対応した3波ダブルチューナーを搭載しているため、異なる放送波の2番組を同時に録画することも可能。『VAIO AVC トランスコーダー』を使えば、同じディスク容量で約4倍の録画もできるほか、また、HDMIビデオ入力端子を装備しており、表示用ディスプレーとしても利用できます。

また、『Windows7』のタッチ機能を生かした光学式タッチパネルを搭載。液晶部に実装した光学式センサと反射板により、最大2点までのマルチタッチに対応し、基本のマウス操作や、送り、拡大、回転などの操作を画面に指で触れて直感的に行えます。

奥行きは約19cmとすっきりと置ける省スペース設計で壁掛けにも対応。パソコンとして、テレビとして快適に使えるスタイルが追求されています。価格はオープンですが、標準仕様の市場推定価格は21万円~24万円前後です。
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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