ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン、父エディの死に関するドキュメンタリーを非難

現地時間2022年6月1日、ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンが、米Reelz Channelで放送予定の父のエディ・ヴァン・ヘイレンの死を扱ったドキュメンタリー『オートプシー:ザ・ラスト・アワーズ・オブ・エディ・ヴァン・ヘイレン』を痛烈に非難した。
ウルフギャングはドキュメンタリーの放送が報じられると「@ReelzChannelはクソくらえ。この番組に関わる奴は全員クソくらえ。見るやつもな」とツイッターで怒りをあらわにし、「一人の人間の癌による死を美化しようとする行為に反吐が出る。みっともないし、非情だ」と綴った。
米音楽情報サイトBlabbermouthによると、『オートプシー:ザ・ラスト・アワーズ・オブ~』シリーズは有名人や“スキャンダルが絡んでいたり、メディアから大きな注目を浴びていた人物”の死を解剖や医学的証拠を通して説明するというコンセプトの番組で、故エディ・ヴァン・ヘイレンの回は現地時間6月5日に放送される予定だ。
故エディ・ヴァン・ヘイレンは2020年10月に癌との闘病の末、65歳で亡くなった。ウルフギャングは当時ツイッターで父の死を伝える際に「彼は理想の父親だった。ステージ上も含め彼と過ごした時間のすべてが宝物だ。僕の心は折れていて、この損失から完全には回復しないだろう」と綴っていた。
ロックスターであり、バンドのリーダーでもあった故エディには、亡くなる何年も前から死の噂がつきまとっていた。その多くは2000年に患い、結果的に舌の3分の1を切除することになった舌癌に由来する。この2年後に寛解したとのことだったが、亡くなる数か月前には喉癌と闘っており、特殊治療を受けるためにドイツに渡っているという報道が出ていた。
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