【銭湯サウナブーム】リニューアルした西新井の「堀田湯」は心身ともに“ほっ”とする最高スポット！

サウナブームの追い風もあってか、「えごた湯」（中野区）や「たかの湯」（大田区）など都内銭湯のリニューアルオープンが相次いでいる。

足立区西新井の「堀田湯」もそのひとつ。4月26日(良い風呂の日)にリニューアルオープンした。

開業の昭和17年以来、80年にわたって西新井の街を見守ってきた堀田湯の新しいコンセプトは「この街を、温める。」。人を温めるに怠らず、銭湯を立場の違う人と人とをつなぐ場所にすることで街を温めていき、堀田湯から西新井をホットな街にしようというのだ。

地域をつなぐために、堀田湯では西新井周辺のおすすめスポットやお店を紹介する、魅力がぎっしり詰まったマップを無料で設置している。マップは、オレンジ色を基調とし、手書き風のイラストなどでデザインされていて、ほっ、と温かい印象を受ける。

そして、銭湯ならではの方法で地域を感じるのが、鏡広告。洗い場の鏡の下には地元のお店などの広告が掲示されている。レトロ感漂う鏡広告からは堀田湯と地域のつながりを感じて、心まで洗われる気分になれそうだ。

銭湯本来の「人を温める」ための設備の充実にも余念がない。

今回の堀田湯のリニューアルは、内湯と露天風呂とサウナをアップデートしており、特に男女ともに完備されたロウリュウ式の温浴効果が高い「薬草サウナ」が特徴だ。

男湯のサウナはサウナブームの火付け役、“ととのえ親方”こと松尾大さんが監修している。“ととのえ親方”が銭湯サウナを監修したのは堀田湯が初めてのこと。さらに、露天風呂や外気浴スペース、そしてなんと、東京最深160cmの露天水風呂を完備しており、サウナーも注目の銭湯だ。

女湯は、屋根付きの露天に体調や気分によって選べる薬湯や2種類の温度設定の水風呂が新設されており、自分にあった楽しみ方ができる。

また、男女どちらも内湯には、熱湯とぬる湯、ジェット風呂、電気風呂があり充実している。リニューアル前の堀田湯らしさであったタイル画が残っていて、銭湯気分が盛り上がることも間違いない。

男湯のタイル画は富士山と桜吹雪。

女湯のタイル画は歌川広重「千柱の大はし」。

サウナーならずとも、一度は訪れてみたい堀田湯。都内にいながらちょっとした小旅行気分を味わい、心身ともに温まって日頃の疲れを癒してみては？

◆ 堀田湯

【営業時間】平日:14時～23時／土日祝日:8時～23時

【定休日】第2木曜日

【アクセス】東武スカイツリーライン西新井駅より徒歩7分

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