厚生労働省「『自殺報道ガイドライン』に反する報道・放送が散見されることを踏まえ」上島竜兵さんの報道で再度の注意喚起

5月11日、お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんの死去が報じられた。
人気芸人の突然の訃報、一部テレビ局は上島さんの自宅前から生中継を行なうなどしてネット上では強い批判を受けていた。
厚生労働省はサイト内の「メディア関係者の方へ」というページにて、5月5日にタレントの渡辺裕之さんの死去に関し「著名人の自殺に関する報道にあたってのお願い」というリリースを出していた。今回、11日午前にほぼ同じ内容で上島竜兵さんの死去に関しての要望を出していた模様。

しかし、今回は渡辺さんのケースよりも報道が過熱していたようで、

自殺に関する報道にあたっての再度のお願い
https://www.mhlw.go.jp/content/000937620.pdf[リンク]

と、再度の注意喚起が行われていた。

以下のような放送・報道は、自殺リスクを高めかねません。
・自殺の「手段」を報じる
・自殺で亡くなった方の自宅前等から中継を行う
・自殺で亡くなった場所(自宅)の写真や動画を掲載する
・街頭インタビューで、市民のリアクションを伝える

との文言が強調されていたようである。

※画像は厚生労働省のリリースより

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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