坂井真紀がクッキング・リアリティ番組『ベイクオフ・ジャパン』を通して感じたこと「誰かのために何かをやるっていうのは、それだけで感動的」

『バチェラー・ジャパン』シリーズや、『HITOSHI MATSUMOTOPresents ドキュメンタル』シリーズなど、数々の人気バラエティ・リアリティ番組を配信してきたPrime Video が、初のクッキング・リアリティ番組となる『ベイクオフ・ジャパン』シーズン1を独占配信中です。

総勢10名のアマチュアベイカーたちが、限られた時間内でお菓子やパン作りの腕と感性を競い合うクッキングコンテストで、様々な試練を乗り越える中で生まれるベイカーたちの絆や、成長をドラマチックに描く本シリーズ。ベイカーたちを厳しくも温かい目線でジャッジする審査員に、「Toshi Yoroizuka」のオーナーを務める鎧塚俊彦氏と、日仏ベーカリーグループのオーナーでパン職人の石川芳美氏が就任。番組のホストを坂井真紀さんと、工藤阿須加さんが務めています。

今回は坂井真紀さんに番組ホストに挑戦しての感想や、番組の見どころなどお話を伺いました!

――番組楽しく拝見させていただきました。バラエティ番組のホストは初めてということですね。

やはり、初めてのことなので、まず不安がありました。でも、テーマがパンやお菓子ということで親しみやすくて。リアリティ番組の人間ドラマを間近で見てみたいという、役者目線の興味もわき。声をかけていただいたのだから自分のできることをやってみようと思いました。

――恋愛やオーディションを描いたリアリティ番組は多いですが、お料理をテーマにしているというのは面白いですよね。

そうですね。みなさん、お料理を作るときは「誰かのために」と思いながらすることも多いじゃないですか。誰かのために何かをやるっていうのは、それだけで感動的ですよね。それに料理は味も手順もその方の個性がよく現れ、そこも面白いですよね。

――ホストという役割はありつつ、純粋に楽しめる部分もありましたか?

お菓子作りには興味がありますので、ベイカーさんたちの作業を近くで見れるのがまず楽しく、さらに先生方のアドバイスを聞けるのは貴重な時間でした。先生方のアドバイスやジャッジは、人生においても学ぶべき点が多々ありましたし、もちろんお菓子やパン作りの、クリームのたて方のコツや温度調整などの繊細な作業の秘密を知ることも出来ました。

――魔法のようですよね!粉が…どうしてこんな風になるんだって(笑)

本当に不思議ですよね(笑)。

――同じくホストの工藤さんとご一緒されていかがでしたか?

工藤くんはとても心が熱い方ですので、ベイカーの皆とも仲間や兄のように寄り添っていました。工藤くんは「ZIP!」等でMCの経験もありますし、私よりもずっと年下ですが、すごく引っ張っていただき、頼れる存在でした。

――番組を始めるにあたって、「ブリティッシュ・ベイクオフ」は参考に観られましたか?

観ました。とても面白いです!「ブリティッシュ・ベイクオフ」はコメディアンさんがホストをやられています。私たちは俳優なので、「ブリティッシュ・ベイクオフ」のファンの方からは比べられちゃうかな(笑)とも思いましたが、日本らしさや自分達らしさを見つけていけたらいいなと思いました。

――先ほどお菓子作りに興味あるとおっしゃっていましたが、実際に作ることもありますか?

クッキーを焼いたり…という程度なんですけど。子供が10歳になり、だいぶ色々ことができるようになっているので。「今日何か一緒に作ろうか」と話して、クッキーやシフォンケーキなどに挑戦しています。シフォンケーキは2人で頑張っているんですけど、いまだに膨らまなくて(笑)。

――まだ研究を重ねている段階なんですね!

そうですね(笑)。ベイカーの中にはお母様も何人かいらっしゃって、普段お子様のためにも作ってらっしゃるなんていうお話を聞くと、素敵!とあこがれの目で見てしまいます。恐れ多いですが、いつか鎧塚さんや(石川)芳美さんにもアドバイスをいただいちゃおうかしら。このホストという立場、とてもラッキーですね(笑)。

――坂井さんは女優さんなので撮影の前にはパンを控えたりすることもあるのでしょうか?

いえ、もう何でも美味しくいただいちゃいます(笑)。我慢は出来ないので、きちっといただいて、きちっと動くようにしています。運動はピラティスを続けていて、体を休めると同時に動かすことも大切ということを意識しています。

――坂井さんは、普段からAmazon Prime Videoをご覧になっていますか?

はい、映画、韓流ドラマ、ドキュメンタリーなど色々観ていますし、子供と一緒に『鬼滅の刃』とかアニメも色々と観ています。

あと、「バチェラー4」がすごく面白かったです!私は1,2,3は見ていないのですが、4が始まった時に一緒にお仕事してた女優さんが「面白いよ」と教えてくれて、観たらハマってしまいました(笑)

――面白いですよね!俳優さんからすると、不思議な感じじゃないですか?カメラの前で恋愛をするって。

考えられないですよね!だけど、覗き見したい気分がわきますね(笑)。

――「バチェラー4」に出ていた休井美郷さんにお話を伺ったことがあるのですが、休井さんもパンが本当に好きなので、『ベイクオフ・ジャパン』も観てくれるのではないかなと勝手に思っています(笑)

観てくれたら嬉しいな。休井さんのパン、食べてみたいです(笑)。

――今回、ホストに初挑戦したわけですが、俳優さんとして、まだまだ新しいチャレンジをしていきたいですか?

そうですね。50代ならではの新しい挑戦にもまだまだ出会えるでしょうし、臆病にならずにチャレンジしていきたいですね。そして、私が今までたくさんの経験をさせていただいたことが、作品の役に立てているとしたら、それは本当に嬉しいことです。年齢を重ねてきたからこその存在感で、作品に貢献できるような役者になりたいです。

役者でも、きっとどんな仕事でも、日々の生き様が仕事に大きく反映されていくと思うので。ささやかな日常を大切に、謙虚に生きて。作品を見てくださった方の力になれたらいな、なんて言いますと少し大袈裟かもしれませんが、そんなことを常に思っています。

――坂井さんの優しくてあたたかい人柄が本当ににじみでているMCでしたし、これからも様々な作品で拝見できることを楽しみにしております。今日はありがとうございました!

ヘアメイク:ナライユミ
スタイリスト:梅山弘子(KiKi inc.)
撮影:オサダコウジ

クッキング・リアリティ番組『ベイクオフ・ジャパン』シーズン1
計8話が独占配信開始

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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