研究開発を早く・安く。研究開発リソースのシェアサービス「コラボメーカー」、総額1億円調達
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東北大学発ベンチャーの株式会社Co-LABO MAKERは、“研究開発の民主化”を目指し、研究リソースシェアリングプラットフォーム「Co-LABO MAKER(以下、コラボメーカー)」を展開中です。
そしてこのたび、総額約1億円の資金調達を実施。さらなる事業拡大を目指します。
理想の研究開発リソースを見つける
「コラボメーカー」は、外部の研究開発リソース(ラボ・設備・人材)を活用し、研究開発を迅速かつ低コストで進められるシェアリングサービス。
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これにより、リソースが不足している企業などの研究開発を支援。同時に、既存施設の資金獲得・連携先獲得などをサポートします。
今年1月にサービスリニューアル
「コラボメーカー」は、2018年3月にβ版をリリースし、実験機器のシェアリングサービスを提供してきました。
今年1月にサービスリニューアルを実施。施設や機材といったモノのみのシェアリングから、研究開発(実験)委託や共同研究といったコトのシェアリングも含む総合的な研究開発シェアリングプラットフォームへ進化しています。
現在は、動物実験ウェットラボやCPC施設(細胞培養加工施設)といった機関や、全自動DNA断片抽出装置・質量顕微鏡システムなどの訪問利用可能機器を掲載中。実験委託として、再生医療導入支援や論文作成支援などが利用できるようです。
システム開発で取引の半自動化を目指す
同社はこのたび、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」を通じた個人投資家からの出資、金融機関からの融資、日本政策金融公庫の新型コロナ対策資本性劣後ローンにて総額約1億円を調達。
今後は、取引システムの開発を加速し、取引の半自動化による成約率向上や提携研究機関とのネットワーク強化などを実現する構えです。
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「コラボメーカー」サービスサイト
(文・Higuchi)
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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