『ポケふた』の旅【福島編】常磐線を北上。かわいいラッキー公園も

『ポケふた』の旅【福島編】常磐線を北上。かわいいラッキー公園も

旅好きの皆さんこんにちは、ポケモン大好きライターの竹内白州と申します。

前回、宮城県にある『ポケふた』」15箇所を1泊2日で制覇する旅をしてから、約2年が経ちました。満を持しての第2弾、今回は福島県の『ポケふた』を巡ります。

念のために説明しておくと、『ポケふた』とはポケモンのイラストが描かれたマンホールのこと。福島県では、「ふくしま応援ポケモン」として活躍するラッキーのイラストが描かれた『ポケふた』を見ることができます。

さらに、高さ6m以上もの巨大なラッキーの遊具が設置されている「ラッキー公園 in なみえまち」が2021年12月に福島県浪江町に開園したばかり! ラッキー公園と『ポケふた』6箇所を巡る列車旅にいってきます。

東京駅

ポケふた1「ラッキー&キレイハナ」いわき市

常磐線 ひたち

JR東京駅から常磐線の特急「ひたち」に乗り込み、約2時間半かけてJRいわき駅へ。特急「ひたち」に乗るのは初めてでしたが、新幹線のようにゆったりとした座席で快適でした。いわき駅からは各駅停車に乗り換えて約10分、JR四ツ倉駅に向かいます。

四ツ倉駅からは「道の駅よつくら港」へと約20分歩きます。今回の旅は太平洋沿岸を北上していくルートなので、海を眺めながら移動できるのがいいですね。幸せ(福)を運ぶポケモン、ラッキーのおかげか天気にも恵まれ、海沿いを歩いているだけでもとても気持ちがいいです。

四倉海水浴場

四倉海水浴場

そんなこんなで道の駅よつくら港に到着。早速、1つ目の『ポケふた』を発見! キレイハナの真似をして踊っているようなラッキーがかわいいです。

いわき市の『ポケふた』

ここでお昼ご飯をいただくことに。注文したのは、四倉名物のソースカツ丼。ソースがたっぷりしみつつもサクサクした食感で、めちゃくちゃ美味しい! ボリュームも満点で、旅のスタートからすでに満ち足りた気持ちです。

ソースカツ丼

お腹もいっぱいになったところで四ツ倉駅へと戻り、常磐線で約20分のJR木戸駅に向かいます。

木戸駅

ポケふた2「ラッキー&ラビフット」楢葉町

ホームから海を感じることができる木戸駅から歩くこと約15分、「道の駅ならは」に到着です。道の駅ならはでは、なんと温泉に入ることができるんです。今回は入りませんでしたが、ここで1度リフレッシュしていくのもいいですね。そして、2つ目の『ポケふた』を発見しましたよ。

楢葉町の『ポケふた』

ラッキーとラビフットがサッカーを楽しんでいる様子が描かれています。近くに「サッカーの聖地」ともいわれる、サッカーナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」があるんです。隣接するレストランやショップには誰でも入ることができます。

Jヴィレッジ 天然芝ピッチ

外から見たJヴィレッジ内の天然芝ピッチ

Jヴィレッジに寄り道しつつ木戸駅に戻ったら、またまた常磐線に約30分揺られてJR浪江駅へと向かいます。

浪江駅

ラッキー公園&ポケふた3「ラッキー」浪江町

浪江駅からは、歩いて約20分の「道の駅なみえ」に向かいます。近づくにつれて、ワクワクが抑えきれなくなってきました。出発前から楽しみにしているアレがあるんですよ!

ラッキー公園

「ラッキー公園」だあああ! ラッキーのほかにも、ベロリンガやピィ、ププリンなどピンク色のポケモンがたくさんいます。

ラッキー公園 ベンチ

ベンチひとつとってもこのかわいさ

ラッキー公園 遊具

後ろから見ると、遊びの要素が盛りだくさん!

ラッキー公園 遊具

四つ葉のクローバーに乗ったピンプクも

ラッキー公園 遊具

ブランコの上にはキャモメが

近くで見ると、想像以上にメインのラッキーが大きいです! お子さんたちが遊んでいる様子も見られましたが、ちょうど『ポケットモンスター 赤・緑』をプレイしていた世代(20代後半~30代前半)と思われる大人たちの姿も確認できたので、僕も気兼ねなく撮影に没頭することができました(笑)。

浪江町の『ポケふた』

3つ目の『ポケふた』もバッチリ撮影できました。

近くに、「津波に耐えたハマナス」と書かれた石碑があるのを発見。ハマナスは、『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』ではハマナスパークが、『Pokémon LEGENDS アルセウス』ではハマナスの島が登場するなど、直近に発売されたポケモンタイトルとも縁が深い花です。

残念ながら時期的に花は咲いていませんでしたが、意外なところでポケモンとの関連を感じられる出合いでした。

石碑 津波に耐えたハマナス

時間に余裕があったので、道の駅なみえでお土産を買うことに。『ポケふた』の缶バッジやステッカーのほか、ラッキーにちなんだお菓子もたくさん売っていました。

ポケモンにちなんだお土産

ラッキーのタマゴは栄養満点でものすごくおいしいとポケモン図鑑に書かれているだけあって、「ラッキーのしあわせたまごプリン」は、とても濃厚でおいしいプリンでした。

1日目はここまで。浪江駅から常磐線で約40分のJR広野駅まで戻って、この日は駅近くのホテルに宿泊です。

原ノ町駅

ポケふた4「ラッキー&ギャロップ」南相馬市

2日目も朝からいい天気で幸先よしです。今日も常磐線にお世話になります! 広野駅から約45分、JR原ノ町駅へ向かいましょう。

原ノ町駅から20分ほど歩いて、「ポケふた」が設置されている「道の駅 南相馬」に到着です。

南相馬市の『ポケふた』

ころころ転がるタマゴを、ラッキーとギャロップが追いかけて走っているようなデザインになっています。

相馬駅

ポケふた5「ラッキー&ポニータ」相馬市

原ノ町駅に戻ったら、再び常磐線でJR相馬駅へ。約20分で到着です。

駅舎を見ると、歴史を感じさせるレトロな外観をしています。調べてみると開業は1897年とのことで、120年以上もの歴史がある! 

相馬駅

そんな相馬駅からすぐ、福島交通の「相馬営業所」バス停から松川浦・原釜循環に乗って約20分、「原釜」バス停で下車します。

尾浜こども公園

尾浜こども公園

バスを降り、徒歩1分ほどで『ポケふた』が設置されている「尾浜こども公園」に到着します。

相馬市の『ポケふた』

南相馬市にあった『ポケふた』と対応する構図で、ころころ転がるタマゴを、ラッキーとポニータが追いかけているようなデザインです。前回の宮城編でもありましたが、こうした『ポケふた』同士のつながりを見るのも面白いですね。

ところで、この『ポケふた』にはポケモンがもう1匹隠れていますが、皆さんは見つけられますか? ヒントは、ガラル地方のとある果実に身を隠したポケモンです。

ラッキーのラッピングがされた自動販売機

園内の自動販売機にはラッキーのラッピングが

再びバスに乗って相馬駅へと戻ります。そこから、お馴染み常磐線で約10分のJR新地駅へ。

常磐線

いまさらながらこの旅、最初から最後まで常磐線にお世話になっております。東京と福島が1本の線路でつながっているなんて、ものすごい長さだなぁ。

いよいよ次でこの旅最後の『ポケふた』です!

新地駅

ポケふた6「ラッキー&オドシシ」新地町

最後の『ポケふた』は、なんと新地駅から出てすぐのところにありました。2日間の移動で若干疲れ気味だったので、ちょっと嬉しい。

新地町の『ポケふた』

オドシシが初登場したのは1999年発売の『ポケットモンスター 金・銀』。その23年後、2022年発売の『Pokémon LEGENDS アルセウス』で、オドシシの進化形であるアヤシシが登場したのには驚きでした。

イラストの奥側には「みやぎ応援ポケモン」のラプラスがシルエットで描かれています。福島県と宮城県の県境にある新地町ならではのデザインですね。

ちなみに、前回の旅で最後に訪れた宮城県側の県境、山元町の坂元駅前にある『ポケふた』は、ラッキーとラプラスがハイタッチをしているようなデザインになっていました。何だかふたつの旅の想い出がつながったような気がして嬉しいです。また別の地域にもいってみたくなっちゃいます!

というわけで、福島県の『ポケふた』6箇所を無事に回りきりました。

仙台駅

『ポケふた』は増え続けている……

東京へ帰るべく、新地駅から常磐線で約1時間かけてJR仙台駅へ。仙台駅で東北新幹線に乗り換えてフィニッシュです。

「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」では、往路の着駅と復路の発駅で別の駅が利用できるので、便利!

東北新幹線

今回は福島県の『ポケふた』9箇所のうち6箇所を巡ってきました。『ポケふた』はこの2年間で大幅に数を増やしていて、前回制覇した宮城県の『ポケふた』も倍以上の数になっています。

1度の旅行ですべてを巡るのもいいですが、楽しみを何回かに分けてみるのもいいかもしれません。次回もゆったりと旅を楽しみたいですね。次は岩手県かな? それとも宮城県の増えた『ポケふた』かな? 

記事を読んで興味を持った方は、ぜひ近くの『ポケふた』を調べてみてくださいね。意外と近くにあるかもしれませんよ。

東京駅

掲載情報は2022年4月26日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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