【俺の楽器・私の愛機】763「多分最初で最後の私のストラト」
【fender stratocaster type diy】(北海道 紅二点 4X歳)
このギターを手にするまでずっとレスポール派でした。最初に買ったギターこそテクニカル全盛の波に乗せられフロイドローズさんでしたが、私には合わなかったのかどこか満たされない気持ちで弾いていましたね。
社会人になってからレスポールに出会ってコレや。って感じて、無茶なボーナス払いでギブソンなんたらプラスっていうのを楽器店で試奏して即購入。ほぼ同時にJCM900も購入。安アパート住まいだったのにね笑 どこに置くんだ。どこで弾くつもりでいるんだっていう。
今振り返るとすべて若かったから出来ました。私にとって最初の出会いが悪かったのかストラトタイプの形をしたギターは目にするだけで拒否反応が出る始末。このギターはそんな私にも関わらず、なにか縁のようなものがあって組み上げた運命的な一本と言えるものです。
良い歳したおっさんになって初めてストラトのシングルコイルの本当の魅力を知った。でも若いときに出会っていても魅力が分からなかったかもしれなかったと思うと、良かったのかも。
組んだ当初からとんでもなく良い音はしてたものの、ネックの状態が悪かったのでプロにお願いしてステンレスフレットに打ち変えています。知り合いにフェンダーカスタムショップを愛用しているのがいるんですが、新品のような見た目なのに信じられない程鳴ってる。って驚かれたので自分の思い込みではないなと。なにかプチクラプトンさんみたいな出会いに感謝です。
多分この愛器は一生弾くと思います。まだ伝えてはいませんが、その時は一緒に燃やしてくれ。と言うつもりです。
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3プライで8点止めというマニアックなピックガードに釘付けになったけど、DIYというわけか。ネック周りは現代的で、ボディ周りはトラディショナルというマニアックな仕様ですが、抜群の鳴りということは、両者の相性と組み込み精度が良かったんでしょうね。ネジひとつでコンディションが変わるフェンダー系って、ほんと気軽にカスタムできるけど、奥が深すぎてその沼に足をすくわれます。運命的な出会いとか縁というのは、お金では買えないものですね。(JMN統括編集長 烏丸)
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「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
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