拡大する宅配需要に対応、SDGsに貢献。「木」の宅配ボックスで製造時のCO2排出量削減
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日本宅配システム株式會社(以下、日本宅配システム)は、「電気式宅配ボックス」を広めるためのプロジェクト「電気式宅配ボックス SDGs & DX PROJECT」の第8弾として、木の電気式宅配ボックス「グリーンハイブリッドボックス」の販売を開始しました。
製造時のCO2排出量が少ない「グリーンハイブリッドボックス」
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オール鋼板製の宅配ボックスと比較すると、製造時に排出するCO2(二酸化炭素)の量が約18%少ないようです。
日本宅配システムは環境への負担軽減のほか、人々が木に対して感じる「ぬくもり」や「やすらぎ」を居住空間で演出することを目指しています。
新しい生活様式に対応した、安全な宅配便の受取・発送を目指して
昨今、新型コロナウイルスの流行によって宅配便の「非対面受取」が社会に浸透する一方で、荷物紛失といったトラブルのニュースが取り上げられています。
そんななか日本宅配システムは、新しい生活様式において、安全な宅配便の受取・発送をスタンダードにするべく「電気式宅配ボックス SDGs & DX PROJECT」を実施。
そしてこのたび、同プロジェクトにおいて製品そのものの変革をおこなう初めての取り組みとして、「グリーンハイブリッドボックス」を開発しました。
宅配ボックスの扉に木材を使用しながらも、安全な荷物の受け渡しのための電気錠や人感センサーなどの機能は従来どおり維持しています。
「持続可能な宅配ボックス」としての活躍に期待
世界中で気候変動による気温の上昇が問題視されている近年。
SDGsの13番目の目標として「13.気候変動に具体的な対策を」が掲げられているほか、世界各国が脱炭素社会の実現に向けて2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを目指しています。
気候変動の原因とされる温室効果ガスに含まれるCO2の排出を抑えて製造できるグリーンハイブリッドボックスは、こうしたカーボンニュートラルの実現に貢献できるでしょう。
日本宅配システムは、さらに宅配個数が増加する時代でも普及し続ける「持続可能な宅配ボックス」として同製品を位置付けるとともに、環境への配慮を忘れない製品づくりを継続する方針です。
(文・Haruka Isobe)
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