アニー・ヒラカワ森山良子が撮影の裏側を初解禁! 「かん口令が敷かれていた」台本には最後までアニー役は無記名で打ち合わせもNHKの別館だった

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「やっぱり安子やないかい!!」……ミルクボーイ内海崇のツッコミが聞こえてきそうな今朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』。そう、最大の謎、アニー・ヒラカワ(森山良子)が、5日放送の第109話で、安子であることが判明したのだ。

これまで安子の老け役は、もともと彼女を演じていた上白石萌音がそのまま出るのではといった憶測もあったが、蓋を開けてみれば森山良子だったわけだ。さて、そんな彼女が4日放送のラジオ『オールナイトニッポン MUSIC10』(ニッポン放送)で、アニー役の起用の裏側を語っている。

森山は「話せば非常に長くなる」と前置きしながら、「私もお話をいただいたときから、誰にも言ってはいけないという、“かん口令”が敷かれていました」と告白。さらには「一番最後の台本まで、アニー・ヒラカワのところには名前がないんですね。るいちゃんは深津さん(深津絵里)のお名前があって、ひなたちゃんも川栄李奈って、役名とご本人のお名前が書いてあるんですけど、私のところは最後まで“アニー・ヒラカワ 名無し”なんですね」と、誰がアニーを演じるかは伏せられていたと説明した。

そのかん口令は、「去年の夏ぐらいから」敷かれていたそうだが、森山は「私の性格にそぐわないようなダンマリを決め込んでいました」と、心苦しい時期を過ごしていたと語った。

また「大阪のNHKの方が東京に来て私と打ち合わせしたりするときも、東京の渋谷のNHKではなくて、もう1つ別のところ、人の出入りがあまりないNHKの別館で打ち合わせをするという……」と、人目につかない場所でこっそり打ち合わせをしていたと回顧。

また同作で和子を演じていた濱田マリと化粧室で会ったとき、「“あー! 国家機密ですよ!”と言われた」という。主要キャストには、アニー役が森山だということは知らされていたようだが、そんな濱田のリアクションに森山は、「そんなにみんなに言っちゃいけないと思われてるんだ。自分が日陰の身のような気がして切ない思いをしていました」と笑っていた。

あとは、るい(深津)と再会を果たすだけとなったアニー。長いようで短かった100年のストーリーもいよいよ完結を迎える。

(執筆者: genkanaketara)

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