書籍「ギレルモ・デル・トロ モンスターと結ばれた男」発売 独創的な鬼才監督の軌跡をたどる[ホラー通信]
ジャンルを縦横無尽に駆け巡り、独創的な世界を作り上げていく映画監督ギレルモ・デル・トロ。彼の人生と、未完作品を含めた全作品を解き明かす書籍「ギレルモ・デル・トロ モンスターと結ばれた男」(著:イアン・ネイサン)が3月11日にフィルムアート社より発売。
モンスターや魔術、ラヴクラフトや特撮を偏愛してきた生い立ちから、『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』などでの成功を経て、現代を代表する映画作家となった現在に至るまでの軌跡を網羅的に紹介。デビュー作『クロノス』から最新作『ナイトメア・アリー』『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』まで、長編監督作全てのテーマと制作の裏側を掘り下げていく。デル・トロ本人の発言から、影響を受けた作品や制作秘話なども楽しむことができる。
コアなファンはもちろんのこと、これからデル・トロ作品に触れていきたい人の入門書としても活用できる内容になっているという。本書を読みながら一作ずつ作品を鑑賞すれば、デル・トロの作り出す世界の奥深くにまで没入できることだろう。
著者は、「クエンティン・タランティーノ 映画に魂を売った男」「エイリアン・コンプリートブック」「スティーヴン・キング 映画&テレビ コンプリートガイド」を執筆した映画ライター イアン・ネイサン。翻訳は、「ギレルモ・デル・トロ 創作ノート 驚異の部屋」「スケアリーストーリーズ 怖い本 ギレルモ・デル・トロ&アンドレ・ウーヴレダルの世界」など、デル・トロ関連書籍を多数翻訳してきた阿部清美が務めた。
「ギレルモ・デル・トロ モンスターと結ばれた男」
発売日 2022年3月11日
著者 イアン・ネイサン
訳者 阿部清美
出版社 株式会社フィルムアート社
B5 変形、240 ページ 本体 3,000 円+税
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